ダンシャリも一段落、ほつとしているこの頃ですが、いろいろやってる伝搬調査プロジェクトのひとつとして、これまで休止していたのを復活させました。
Wind Beneath My Wings in JA
(日本名 : 「飛びます!飛びます!伝搬サイト」)
これ、復活にあたり、太陽天気の大事な参考情報、NICTの宇宙天気のRSSフィードをいくつか表示させてたんですけど、
世界の皆さんからから大いに重宝がられていた英語版はバックレてるし、日本語版も日報と警報だけになっててやるき皆無、いよいよNICTはリケン同様、タダの公共事業斡旋屋に成り下がったようです。
で、まず上のマップとSNRチャートですが、
これはJAスキマが捕捉したZone25以外の海外局、および世界のスキマが捕捉したJA局をDXアトラス上に表示させたものです。
SkimmerDupeを許して見ていますので、ひとつのJAステーションが出した電波が、世界の各地のスキマに捕捉された瞬間、全部の捕捉がドバー!、歌舞伎でクモの巣糸玉を撒いたように表示されます、
左の方位/SNRチャートは、海外に捕捉されたJA局、および、JAスキマに捕捉されたZone25以外の局の、方位とSNR(=〜信号強度)です。距離ではないのでご注意です。
これすなわち自分の飛び具合を、リアルタイムで見ることができます。もちろんパスも。
難点は手動スポットも入ってしまって、客観性がいまいちということなんですけど、そこはそれ、
、JAから手動スポットすると叩きまくられるDX SCAPEさまのおかげで、その数はスキマデータに対して無視できるほど些少、さほどの影響はありません。手動スポットの場合はSNRチャートは表示されません(原点にプロットされるだけ)。
なお、DXSCAPEの運営者のひとにおかれましては、JA3SWLなどの、存在しない、なりすましウソコールはちゃんと弾くように。
下のタイム/バンドチャートは、
こっちはSkimmerDupeは許していません。また手動スポットも弾いています。バンドアクティビティ(=現在〜24時間前まで)のコンディションが見られます。
どちらのチャートもCondxの参考に、わたしのビーコン捕捉も含んでいます。
上記サイトはNICTのフィードや、ガイジンさんにウケ狙いの萌えクロックなどが邪魔して重いですから軽い簡易版、
こちらに置いてありますので、Condx把握や、ご自分の飛びを見たいときなどに使つてみてください。
なを、PCのズツコケなどで止まつていることがしばしばありますので、時刻(タイムバンドチャートでは縦線の時刻)を確かめてください。
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同日追記:
朝、
夜が明けきったのに7メガ、SNRチャートでむちゃくちゃに強く発散してるの?なんで?、と思ったらXPOコンテスト、
JA局が新興著しいBYスキマに捕捉されていたプロットでした。あと最近さかんになったVK・ZLにまでも。
14メガのW方面もですが、JA局だけしか参加できないコンテストが、海外に20〜30dBくらいもの強さで大迷惑をかけていることがよく解ります。
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さらに追記:
NICTの日報見てても遅いし毎度同じ文言でなんの役にも立たないので、アメリカ、ノアーの生データに差し替えました。
NICTの、総合的太陽活動を見るデスクトップガジェットは便利なんですけど、フラッシュ使ってて、いまどき時代遅れなのが残念。
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またまた追記:
XPOコンテストの終わり掛け
これはひどい7メガ、世界への飛び。
ではニュージーランド、ZL4YL-#スキマの捕捉を見てみます。
邪魔なだけのJA局がバンドを占有(オキュパイですな)、
この表で、捕捉SNRが10dB台なのはベアフット、20dB台なのはkWステーションですが、SNR=10dBあれば充分聞こえますから、あっちではまったく使えません。
毎週毎週、迷惑なことですな。
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