「ダッチPACCコンテストのおまけリボンに見る国際的人材確保について」
国際コンテスト
ねだーらんどから少し大きめで柔らかなエヤメールが届きました。QSLカードが入っているSAEなふうでもない、なにかしら?、と開封してみますと、
Dutch PACCの参加賞のリボンでした。白黒の喪章みたいなカラーリングはあっちではどういう意味を持つのでしょう?
で、手紙に書いてあるには、参加してくれてあんがと!、ということで、もし入賞してたらさらに賞状ももらえるらしいです。
JARL、というより日本に欠けているのは実にこの呼吸だ。
つまりこんなよな安もんの参加賞であっても、もらった方は、「ああ、オランダってなんてすばらしい国なんだ!」、と非常に好印象を持ちます。
そしてさらには、「ぜひオランダ旅行に行って風車でも見てみたいぞ」、と心が動くじゃないですか。
いまEU、あるいはNAで盛んに行われているのは国際的人材確保の取り合いです。
日本人でもパプアニューギニア人でもなんでもええから優秀な奴、学費タダにしてやるうちに来いや!!、っていう動きが急速に発展しています。もちろんその国の言葉が話せることが条件ですが。
ですからこれもおそらくオランダ王国の人材確保の一環事業です。
日本でも留学生、国費で手厚くもてなしてますが、その育成した人材を日本で直接生かそうということはまずありません。母国に返して発展させて日本との友好を深めるという、ODA的遠回りなやりかた。
なぜなら優秀なよい子の外国人がヘタに日本で働かれでもしたら、日本のできない子が弾かれて路頭に迷ってしまうからなのでですね。
じっさいすでに吉野屋などでは優秀な中国のおねえさんがビュンビュン働いてますし。
その点が、若い人材がドンドン新しいモノを生み出して発展しているEU、海外勢と日本との、彼我の決定的な違いです。
まあ日本人のひとは日本人同士でモゾモゾと仲良しで集まって、トロクサイよなことをいつまでもやってなさい、と、そういうことです。
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