よく穴のあいたものが届きました。
筐体の下、真ん中に、エレなんとかK2と書いてあります。
では7メガのアンテナを繋いでみます。
あーーー!
いいよなあああー!!
うちは高圧線ノイズまみれだというのに、まったくの無雑音の暗やみの中から信号がポコンポコンと浮いてきます。ふだんはうっさい(失礼!)、わぶらーのおじさんのCWも実に心地よい、BGMにずっと聞いててもよいぞ!というくらい。
この物件にはなぜかSSBユニットが装着されていましたので、では3.5メガフォーンなぞを。
3568の、SDR・音質・音楽・リモート凸凹談義ヨパライおじさんの
どーでもいいヨタ話、もとい熱心な技術的議論をTS-590と聞き比べ。いきなりボヨヨーンとバッハとか弾きはじめるし、、。TS-590の正しい周波数と400Hzほどずれてますが、まあこんなものでしょう。
K2のSSB音は良くない、という声がありますがそんなことはないです。音が柔らかでトリオトーンなTS-590であるはずというのにノイズまみれでカリカリしてるのが、これがK2だとまったくの無ノイズで実に静かな音で前に出てきますね。ふつうのコテコテ境界移動おじさんの声もTS-590より良いです。
メインアイコム機の傍らにSW40+作って、単純プリミティブシングルコンバージョンの素性の良さを知ってから、いま、最先端DDC SDRでのトランシーブまで行きついて、私は素性の良いアナログに戻りたかった。
TS-590はとてもよいリグだと思いますが、DSP噛ますとやっぱり音がざわつくんですね。弱わーい信号が消えるのは複雑ソロバン計算の過程で何かを失ってる。
そしてアナログの最高峰はK2だろうと、ずっと機を窺っていましたが、最初から作るキアイもなく、こういうかたちでやっとで夢が叶いました。
古いRev.Aのものですが、どなたがお作りになったのか?非常に丁寧な工作をなされており安心しました。
ふつうに使うにはこれで充分ですが、コンテストで使うにはやはり脇が甘い。Rev.Bにグレードアップしてオーディオフィルタ入れて、、、までが、なにをどうすれば良いのかぜんぜんわからん。ここが安易に他作を買ってのエレクラ・ド初心者の悲しいところ。
Modsセット買っちゃえば良いだけなんですけど、要らないよなのもあるんで。だがまあ慌てずに、まずは測定プローブの作成^^からです。いろいろ遊べるでしょう。
リグはK2に、アンテナは14AVQを1本だけ、という究極の理想型の、ついに第一歩を踏み出したということなのでした。
K2をいじりつつ、しばらくは、TS-590とAFEDRIとともに、1TRX+2RX体制で臨みます。耳が3つ無いとあかんなこれは。
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