わたくしのローテーター。YAESUのG-1000DXAです。
コントローラが遠ぇええええ。
シャックがせばいの関係で、コントローラはPC画面・キーボード・パドルに向かって直角に左肩の後ろ側隅っこにあり、回すのがたいへん難儀です。
特にコンテスト時には、NA、EUから同時に呼ばれるので手探りでぶん回しまくり、左手がいちいち塞がってのドツボ状態でした。
そこで、「足で回せるようにできないか?」というのの実行です。
使用しますは、JA4BUA 桑原OM設計制作の
RTC-59ローターコントロール基板です。
これはヤエスのI/F、GS-232B/Aコンパチで、すでにLogger32やN1MMでの実績があり、たいへんFBなものであるとのこと、さっそく頒けて頂きました。
キット作成・接続! おーーー!、Logger32ではクラスタにスポットされた局をクリックすると、その方角に自動的に回ります。感動。これで、USBキーアサインスイッチデバイスでなんかのキーに割り当ててやれば、足のスイッチでローター回しできるではないですか。
ではN1MMでは?、、、
17. Rotator Key Assignments
Alt+J - Turn rotor to bearing for the callsign in the Entry window or to the callsign in the callframe (when callsign field is empty).
Alt+L - Turn rotator to long path bearing for the callsign in the Entry window.
Ctrl+Alt+J - Stop turning the rotator when turning and no bearing in callsign field in Entry window.
ということで、Logger32、N1MMとも、単に「左右に回す」コマンド・キーは無いんですね。これ、確かにコールサインでその方角にロータ自動で回るの、便利は便利ですけど、Entityとアンテナの方角は一義的に決まらないんで。
南回りあり、北極回りあり、その時に応じて多様です。なので、このRTC-59用の、スタンドアロンな、コントロール&コマンド入力用ソフト、JA5BGA 鈴木OM作成の
BGARTCを使い、回転については、RTC-59基盤のCW、CCW端子に直接フットスイッチを付けることにしました。
完成型
PC画面
わたしはヤエスの無地のコントローラには、むかしCQ出版で出してたWorld Mapの大圏地図を貼っているのですが、このBGARTCでは自分の好みのバックグラウンド画面を使えるので、PCも、リアルコントローラと同じにしてみました。今後はこれがローテータ画面になります。
これは地図の任意の場所をクリックしてやるとそこに回ります(プリセットと同じ)。もうコントローラなんか一切見なくてもよい、無視。なんてすばらしいんだ!!
このI/Fは1度精度で見ているとのことで、アンテナの揺れ・バックラッシュまでわかります。ストップコマンド入れてないのでいまいち不安ですが、これでローテータコントローラ慌てていちいち手で回すから解放されたーー!!
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