雨あがりの日曜日、泥だらけになるのを覚悟で古墳探しを敢行。直方の実家に帰ったついでに宮若周辺の古墳を探してまわりました。
まずは「本白古墳群」へ。掃除中のおじさんに案内してもらいましたが、開口部は土砂と雑草で残念な状態になっていました。掃除をする気にもなれず、そそくさと後にして東隣の「谷頭古墳群」へ移動。
谷頭1号墳は22mの前方後円墳とのことでしたが、周囲は猛烈な竹ヤブになっており古墳の形状は全くわからず。それでも天井部が開口しており、入室することができたのは幸いでした。
後円部の石室。ロープを使った方が安全。
南からのアプローチが楽。
ついで「亀石古墳群」へ。1号墳の石室が残っていると聞いていたのですが、擁壁工事のため破壊されてありました。所有者の方からお話を伺うことができましたが、天井石だけ庭に残しているとのことでした。
亀石1号墳の天井石、庭石になっていました。
ついで「下有木北古墳群」へ。数基の石棺が露出しているとのことで、おおいに期待していました。山中に入るとすぐに1号墳の立派な墳丘が目に留まりました。石棺の側壁が壊されており、そこから手を差し入れて内部を撮影することができました。帰宅後、写真をみてみると白い円紋が写っているような??
すぐそばに(おそらく)2号墳の石棺が露出していましたが、残念ながらかなり埋まっていました。尾根上に数基の円墳らしきマウンドがありましたが、3、4号墳は特定できず。
下有木北1号墳の石棺。円紋みたいだが?
下有木北2号墳の石棺。
ここも竹ヤブがうっとおしい。

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