佐賀のとある無名の古墳。石室は残念ながら壊れつつありましたが、玄門手前の羨道の天井石に赤色で絵が描かれてありました。数人に写真を見てもらいましたが、全員口を揃えて落書きだろうとのこと。たしかに図柄が「あれの絵」みたいなので、落書きと取られるのも致し方ないのですが・・。
疑問に思った点を以下に。
・石室の大きさに相当な威厳さを感じるはずで、かようなところに名前とかならまだしも、よりによって「あれの絵」を落書きしたりするとは思えないのだが。
・落書きならば、もっと目立つところに描くと思う。
・赤色の顔料が落書きに使うようなクレヨンやペンキではないようだ。
・左下の二つの図柄もなにやら意味ありげで、ただの落書きとは思えない。
・「あれの絵」を描く場合、中心の線は一直線に引くのではないだろうか(笑)。
一見「あれの絵」みたいだけど・・。
これは何を描いているのだろう?

5