5/4、Pico del Chamizoのクライミングが早く終わったので、アンテケラの郊外にあるドルメン群をみてきました。ここは「アンテケーラのドルメン遺跡」として世界遺産に認定されてある貴重なドルメンです。
まずはエル・ロメラル遺跡を訪問。停まっていた車は2台のみと、世界遺産としてはお寒い限りでした(笑)。長い羨道の奥に玄室が二つ設けられてあります。石室は平石を積み重ねて作ってあり、みごとな持ち送りになっていました。BC1800年頃に造られたそうですが、日本の古墳に先駆けること2000年以上、ほんとに驚きました。
エル・ロメラル遺跡。八女の古墳みたい。
お客は少ないものの、世界遺産に認定されてあるドルメンは侮れませんでした。次いで訪れたのはビエラとメンガのドルメン、ここはアクセスが良いためか観光客がいっぱいでした。両者ともヨーロッパを代表する巨石墓でBC3000年以前に築造されたものだそうです。とくに石室内に支石を備えたメンガドルメンには興味をそそられました。福津の勝浦峯ノ畑古墳もこのような構造になっているのでしょうか^^。
ビエラドルメン。石材がでかい。
メンガドルメン。石室内に支石を持つ。

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