この日はあいにくの空模様でした。前日から10度も気温がさがり、フリースを着て市内観光へ出かけました。お目当てはJugendstilと言われるウィーンの世紀末芸術で、クリムト、エゴン・シーレ、オットー・ワーグナーなどの絵画や建物をみて回りました。クリムトの作品を多数収蔵しているベルヴェデーレ宮殿の美術館は人がわんさかいてゆっくり鑑賞できず、セセッションにある「ベートーヴェン・フリース」の方が数倍も良かったです。
クリムトの「接吻」前は人だかり・・。
クリムトの「ベートーヴェン・フリース」。
一旦ホテルへ戻り、近くにあるシュタインホーフ教会を見にいきました。ここは土・日限定で1時間のみ開放されてあります。外観に驚き、内装に感激し、と噂にたがわない美しさでした。
オットー・ワーグナーの最高傑作だそうです。
金と白が基調の教会内部。
シュタインホーフ教会でゲップがでるほど満腹になりましたが、〆はカールス教会でのモーツァルトのレクイエム。ドーム特有の残響がとても美しくて、最後の方は感涙ものでした。
美しく荘厳なカールス教会。

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