フライトが遅れて夜遅くにウィーンに到着、冷たい雨がシトシト降っていました。ホテルのレストランで軽く安着祝いをして就寝。
翌朝はどんよりとした空模様でしたが、晴れの予報を信じてDürnsteinにあるDon Bosco Gratを登りにいきました。ヴァッハウ渓谷が眼下にひろがる三ツ星のクラシックルートです。難易度も低く、初日のクライミングにはもってこいのところでした。
Dürnsteinの外れに駐車、歩くこと20分ほどで取り付きです。帰国してからわかったことですが、「Donna Rossa」というラインが交錯するように拓かれており、素直なラインを選んだ結果、両ルート入り乱れて登った形になりました。難しいところでVI級くらい、歩きやコンテが入るのでピッチ数は不明・・、4時間くらいかかりました。
趣のあるDürnsteinの岩場。
1ピッチ目(IV+)、支点も良好。
快適なリッジ。
ドナウ川をクルーズ船が行き交う。
終了点は、「ジョージ・ハリスンの針」。
駐車場に戻ったとたん、激しい夕立になりました。飛ばして下山したので間一髪で濡れずにすみました。午後は「アルテンブルク修道院」と「ツヴェットゥル修道院」を訪れた後、宿泊地のメルクの街へ移動。両修道院とも巨大な建物で、抱いていたイメージとはちょっと違っていました・・。
アルテンブルク修道院。
ツヴェットゥル修道院。美しい塔が印象的でした。

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