自宅に戻って調べたところ、1906年(明治39年)に開通したトンネルでした。現在のトンネルは1929年(昭和4年)竣工とこれまたかなり古いものなのですが、約23年間使われたことになります。
東側は崩壊しており入るのはかなり危険な状態でした。西側の開口部はしっかりとしていますが、15mほど入ったところで崩落していました。ゴミ捨て場と化していたのは残念でしたが、山中に埋もれた隧道に遭遇でき幸せでした。
県道44号線のヘアピンから旧道へ入る。
旧道の石垣は今でもしっかりとしていました。
10分ほどで竹藪の西側開口部へ到達。
寺河内からも簡単にアプローチできます。
右へ入るとすぐに害獣除けの柵あり。
柵を越えてすぐのところに東側の開口部あり。
15mほど先で崩落していました。
隧道上には陥没した跡がみられました。

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