先日鹿よけのネット張りを手伝ったNPO法人の方からのお誘いで、鬼の目山山中にある巨杉を探索に行ってきました。この界隈では2番目に大きな杉の木とのことで、大いなる期待をもってでかけました。
鬼の目山林道の終点から歩きだし、まずは鬼の目山の頂上へ。そこから東へ延びる尾根を下降することわずかで、岩尾根に立つ杉を発見できました。主要な幹が折れてしまっており樹高の低さにがっかりしましたが、どっしりとした根幹は樹齢数百年ものだと思われました。近くの「鬼の目杉」もそうですが、稜線や尾根上に立つ巨木は厳しい自然環境にさらされておりそうそう大きくはなれないようです。
手前は折れてしまった主幹。
NPO・フォレストマントルのメンバー。
この付近にもう一本巨杉があるらしい・・。
せっかくの機会だったので、道中の巨杉も観て回りました。信仰の対象になるような杉の木で、いずれ劣らぬ銘木でした。
阿蘇の北にある「護王さんの杉」。
阿蘇の南にある「高森殿の杉」。
清和村にある「拝所の大杉」。

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