帰る日くらいのんびりしたそうな連れを無視して、朝早くから史跡巡りに出かけました。
花巻の少し南に「角塚古墳」という古墳があります。国道沿いにある小さな古墳ですが、日本最北の前方後円墳だそうです。古墳に手をつけると祟りがあると言い伝えられたそうですが、このおかげで今日まで残されたとのこと。もう少し形状がわかりやすければ言うことなかったのですが。
ついで「樺山遺跡」へ。「大湯の環状列石」に比べるとかなり小規模ですが、手で触れることができる身近さが◎です(レプリカなのでしょう・・)。それにしても復元したという竪穴式住居が興ざめでした。
まだ時間があったので「熊堂古墳」へ。熊野神社境内にいくつかの円墳があり、そのうち二つには川原石積みの素朴な横穴式石室が露出していました。
空港近くの「宮澤賢治記念館」で長かった旅を〆ました。「注文の多い料理店」と言われても錫杖のルートを思い浮かべるくらいなので宮澤賢治には全く興味がなかったのですが、その博学多才には感心いたしました。
角塚古墳。保存状態が今一つでした・・。
樺山遺跡。
熊堂古墳。

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