前夜はとても寒くてテント泊がかなりこたえました。おまけに放射冷却で朝はかなり冷え込んでいました。この日は岩手山の「焼切沢〜左保沢」を予定していましたが、早朝から沢に入る気になれず、上部の「左保沢」だけを登ることにして出発。
途中で七滝を見物しつつ、登山道を歩くこと1時間半で「左保沢」の出合へ到着。信じられないくらいの大水量で、下部から登らなくて正解でした。赤い岩盤の上を清冽な水が流れ、えもいわれぬ光景でした。上部の連瀑帯を過ぎ、1430mあたりで突然水がなくなってしまいます。この先は見どころもなさそうだったので、左岸の支沢から御苗代湖へ抜けることにしました。ちょっとしたヤブ漕ぎになりましたが、御苗代湖へ抜け出たときは感動しました。
ここまできたので岩手山の頂上を踏んでおこうと思っていたのですが、頂上ははるかかなたに聳えており躊躇することなく下山にかかりました。こんな体たらくでは百名山を達成するのはかなり先になりそうです・・。
赤い岩盤のナメ、見事でした。
右側は湯の華の滝。
御苗代湖にて、至福のひと時でした。
御釜湖と岩手山、遠すぎ・・。

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