予報では寒気が入って気温が下がるとのことだったので、いくつかの候補の中から「中ノ沢・湯ノ沢」を選びました。なんでも温泉が湧いているらしく、水温が多少なりとも高いとのことでした。
中ノ沢にかかる「曽利滝橋」から入渓しました。直後に堰堤があったのは興ざめでしたが、そんなことが気にならないくらい水が清冽でした。全体としては簡単な沢ですが、濡れずに遡行しようとするとそれなりに大変でした。
大岩のあるプチゴルジュをへつっていると、ホールドが欠けてしまい淵にボッチャンしてしまいました。陽が射さなかったので、以後は寒さとの闘いでした。大滝を強引に巻いたりしながら遡行していくと、徐々に硫黄臭が強くなってきました。ほどなく登山道が横切ったので沢から離れて「焼山・名残峠」を目指しましたが、有毒ガスが怖くなり下山することにしました。
5mほどの見ばえのする滝。
滝の左下から温泉が湧き出ていました。
右岸にかかるすだれ状の滝。貴重な飲用水でした。
寒くて泳げないのがもったいない・・。
登山道の合流地点。地獄状態でした。
有毒ガスが淀んでいそうで撤退しました。

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