先週に引き続き、氷瀑の探索へでかけました。寒の緩みで氷結はかなり悪いだろうと考え、今回は登ることよりも偵察することを優先に行き先を選びました。
土曜は日隠山のとある谷(後に「ブリ谷」と判明)へ。日隠林道の「3」番目の標識がある谷で、ここの支谷に氷瀑があると確信していました。出発が遅くなり14時前に入渓、平凡な谷筋を歩くこと1時間ほどでまずは氷瀑を発見。出合いはナメ滝で、その奥にも氷は連なっていそうでした。ここで登ろうかと思ったのですが、もう1本奥の支谷の方が気になっていたので、先に進むことにしました。さらに30分ほど進むとありました、20mほどの見栄えのする氷瀑でした。驚くことに氷結が十分で、さっそく登ってみることにしました。上部の傾斜がやや強く、少し手ごたえがありました。グレードはW級くらいでしょうか。続いてツララ状のF2(7、8mくらいですが垂直に近い)がありましたが、時間切れのため登らず。右岸の杣道をたどり楽に下山できました。
昨年からあたためておいたエリアを初めて探索。素晴らしいアイスのエリアとなる可能性を確認できました。次回は本峰周辺を探ろうと思います。
標高1140m付近。支谷がナメ滝として出合う。
標高約1190mの左岸支谷にかかる氷瀑

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