アケボノツツジを愛でながら雌鉾を登ろうと思い、宮崎まで行ってきましたが、まだまだ咲き始めの上に、途中で雨まで降り出してさんざんな日曜でした。
土曜は冷たい風が強く吹きつけるので、暖かい比叡の南面を登ることにしました。リボルトされた「甘草の道」を登りました。「奥の細道」の出だしから右へトラバースして登りだすとちょっとだけ難易度があがります。前日の雨の影響でかなりぬめっていました。2ピッチ目は簡単な方からあがり、3ピッチ目もリンク。細かいホールドを拾いながらあがっていきますが、長さもあって登り応えがあります。「甘草」は実質ここまでで、あとは「ファイナルスラブ」に合流して終了。時間も早かったので、いつものように「焼酎クラック」でジャムトレ。2回登りましたが、かなり安定して登れるようになりました。
日曜の朝は青空が拡がり、絶好の登攀日和だと意気揚々と出かけて行ったのですが、取り付きで準備しているとまたたく間に暗雲が垂れ込めてきました。3ピッチ目を登ったところで、ポツリとおちてきたのでギブアップ。あけぼのつつじもほとんど咲いておらず、ふんだりけったりでした。帰りしな二峰下部岩壁を偵察してきました。あまり登られていないようでしたが、多くのルートがリボルトされていました。雨が本格的に降ってきたので、とっとと退散しました。

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