かねて念願の小川山デビューをはたしてきました。埼玉の友人に接待していただき、クライミングとあわせて快適なキャンプ生活も満喫できました。標高から予想した以上に涼しくて、下界の猛暑が信じられないくらいでした。
今回はマルチはやめといて、有名どころを触ることにしました。
初日はアプローチの近い親指岩で登ることにして、まずは「小川山レイバック」へ。写真でみたとおりのすっきりとしたコーナークラック。カムを多めに担いでオンサイトトライ(情報があふれいているのでベーターフラッシュか・・)。ステミングを使って傾斜を殺せば、なんなく登れました。クレイジージャムにTRを掛けるためにもう一度登りました。ジャム限定にするとそれなりに充実します。登るつもりのなかったクレイジージャムですが、TRをかけてもらったのでトライしてみました。出だしのレイバック、中間のハンドは問題なかったのですが、核心のワイドでテンション。最後のフィンガークラックも少しいやらしい。登り方がわかったので、次回はリードでも大丈夫そうでした。
小休止したのち、八幡沢左岸スラブへ移動。「トムといっしょ」を登りましたが、超簡単で拍子抜け。ぐんとモチがあがったところで「ジャーマン・スープレックス」へ。小川山のスラブがどのくらい登れるのかを確認することも、今回の大きな目的でした。3本目まではなんとかこられることができましたが、4本目にあがるところであえなくスリップ。何度もRPしている友人もリピートできず、「今日はコンディションが悪い」、と言ってくれたのがせめてもの救いでした。
夜は分厚いステーキをメインに、食べきれないほどの豪華メニュー。ビールもたらふくご馳走になり、そうそうに就寝しました。

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