2009/10/4 22:28
ありがた山の肖像 4 南山

Pentax 645NII, FA645 150mm F2.8
Fujichrome RDPIII, Epson F-3200
今日もありがた山の石仏の写真を続けます。
遠目に見ると似た様な古い石仏が並んでいて、私もそれがありがた山の景色だと今まで思って来ました。ところが今回の様に一つ一つの石仏にクローズアップしてみると、一体一体それぞれ違った顔を持っている事に今更ながら気づきました。どれを撮ろうかと思って歩いていると、いくつかの石仏から、「撮ってくれ」と話しかけられている様な感じがします。
ちなみに、仏像の左側の石版に『天和三 癸亥 年』と刻んであります。興味を持って調べてみたらウィキペディアに記述がありました。徳川幕府第5代目将軍、徳川綱吉の時代、1683年の事みたいです。どういう巡り合わせか、江戸時に作られた石仏と、300年以上の時を隔てて、今私が対峙しているかと思うと、とても不思議な縁を感じます。


