「もうじき1年になるかどうか…パソコンを入れ替えて」
コンピュータ全般
昨年夏、デスクトップ機(写真1)を入れ替えてもう少しで1年になるかどうか、と言うところまできた。(
こちら参照)

ようやく、出向先が自宅から通える範囲での出向先になったため、じっくりいじり倒すことができるのも確かだが、正直な話、かなり高価だったとしてもこのパソコンを買ってよかったと改めて実感した。
しかしながら、私が所有するパソコンでノート、デスクトップとでHomeEdition/Professionalの違いは抜きにしても、同じWindowsXPが稼動するからと言っても、コンピュータとしての処理能力の違いがあり、ベンチマークテストで比較してみた。
おことわり:ここでの画像写真については、参考程度の引用で述べたいと思います。
言い忘れていたが、ノートパソコン(写真2)のスペックはこのような仕様である。

OS:WindowsXP HomeEdition(ServicePack1…現在ではServicePack2適用済み)
CPU:Celeron 1.8GHz
ハードディスク:60GBytes
メインメモリ:768MBytes(購入当初は256MBytesだった…メインメモリの総容量のうち、32MBytesはATI RADEON IGP用のビデオメモリとして割り当てのため、736MBytesが有効エリアとなる)
ビデオカード:なし(ATI RADEON IGPチップセット統合…能力的にはRADEON7000相当との情報を確認)
私自身、デスクトップ機をメインとして使うため、ノート型は最低限のポリゴン機能を有するグラフィック機能を望んでいたのも確かで、だからといってノート型をメイン機として使うとなるとnVidia GeForce GoシリーズやATI Mobility RADEON相当の強力なグラフィック機能を持つ機種が必要となるため、ノート型パソコンでの使い方を工夫しているのも事実である。確かにゲームを遊ぶのは当然としても、用途を考えて使い分けが大事であると思える。
それでも必要最低限のポリゴン機能を持つため、ゲーム機と張り合うほど強力なグラフィック機能を持つデスクトップ機と比較するのは酷だが、私が手配できたベンチマークテストソフトでの結果を述べてみたい。
・人工少女(写真3)
入手は
こちら(PC専用)

(C)Illusion
ノートパソコン(1024×768 TrueColor) 005
デスクトップ(1280×960 TrueColor) 026
ノート、デスクトップ共に画面サイズ及び表示モードが異なる関係上、動作条件的に一番処理が重いモードでの結果を載せた。
Direct3Dを用いているゲームで、ノート型で実際に実行を試みたことがあるし、動作が難しいかもしれないと思えた、友人のインテルチップセットビデオ表示でのパソコンで動作させたことがあり、ベンチマークの結果は私のノートパソコンよりも若干悪かったが、ゲームとしては難なく遊べるレベルだった。
また、私の他の友人のパソコン(強力なビデオカードを搭載した機種)でも実行した結果での報告もあり、そのときのスコアが15〜17と、聞いた限りで思ったこととして、ビデオカードの性能が大幅に影響する。
・ファイナルファンタジーXI オフィシャルベンチマーク3〜ヴァナ・ディールベンチマーク〜(写真4)
入手は
こちら(PC専用)

(C)SQUARE ENIX
ノートパソコンでの動作結果(ビデオカードが動作推奨スペックを満たしていないが、動作可否程度の確認をしてみた)
低解像度モード(640×480) 1165
高解像度モード(1024×768) 726
デスクトップでの動作結果
低解像度モード(640×480) 7126
高解像度モード(1024×768) 5033
さすがに、この辺のベンチマークソフトになると、CPU及びビデオカードの処理能力格差が著しく出る。特にノートパソコンで動かしたときはやっと動いているような感じで、画面の表示内容が複雑化しているようなところはコマ送りするような感じで表示されるため、快適に楽しむにはそれ相応の強力なビデオカードを搭載したパソコンで実行した方が望ましいと思える。
断ったとおりノートパソコンではCPUは条件を満たしていても、ビデオカードが明らかに動作条件を満たしていないため、かなり動作が重かったのも確かである。
・ゆめりあベンチマーク(写真5)
入手は
こちら(PC専用)

(C)NAMCO/BANDAI NAMCO GAMES
ノートパソコンでの動作結果 2360
デスクトップでの動作結果 34700
動作条件的には制限が緩く、ノートパソコンでも難なく動作できるベンチマークだった(写真6)。

人工少女よりも動作が軽いと思われ、ノートパソコンで動作させても、部分的にガグガクするところはあるかもしれないが、比較的動作もスムーズである。人工少女のベンチマークで003以上出るパソコンであれば動作可能かもしれない。
明らかに、結果が10倍以上違うことからデスクトップ/ノートの性能格差がはっきり出たのも確かで、デスクトップ機で稼動したときはズームイン・アウトの動作が非常にスムーズだったことと、スコアカウントが狂ったように高速でカウントしているのが特長だった。
ただ興味深いのが、ビデオカードをGeForce7000番台もしくは8000番台にすると、スコアが40000台に到達するかもしれないような雰囲気すら感じられる。
確かに購入時期も考えるとデスクトップ機のほうがずっと強力なのは確かかもしれない。ゲーム機を凌駕するほどの強力なグラフィック機能、強力なCPU、その辺を考えても憧れだった水冷パソコン。BTOメニューで納得の出来る仕様にしたからこそ、本当に長きに渡って使っていくことができそうな気がする。