いつもだと、今日は今頃皆で家中大掃除。しかしながら私が内心思っていたこととして、昨日のうちに大掃除を済ませ、31日はのんびり過ごしたい、と思っていたが、やっとそれが叶ったような気分で非常に嬉しい限りである。
さて、今年も残すところ数時間、記事カテゴリは敢えて「コンピュータ全般」としたが、私自身、今年は何があったかを締めくくってみたいと思う。
・9年間使ったパソコンを入れ替えたこと。
→8月2日の記事参照
(1) (2)
ある意味、これが自分にとっては自分で買った誕生日ないしクリスマスプレゼントになってしまったが、個人的になぜNECに対して強いこだわりがある理由についてだが、キーボードが非常に使いやすく、長時間の作業でも疲れにくいのがメリットかもしれない。
キーボード以外で見た場合、ノート、デスクトップ共にメモリの増設がやりやすいのも、そういったところを考えて作っている点は感心する。
私自身、過去に友人や出向先の職場の同僚の人のパソコンのメモリ増設を行ったことがあるが、いずれも省スペース機だったために非常に苦戦した経験があり、省スペース機は比較的内部が込み入っており、メモリの増設に苦労した経験があったのでデスクトップ機入れ替え時には作業性を重視し、若干大型の機種を選定した。
しかしながら、事実上PCリサイクル法に基づき、処分した旧デスクトップ(
8月16日の記事参照)なのだが、形見としてキーボードやマウス、マイクは処分せず、そのまま手元に残した。(写真1)
やはりNECのパソコンの真面目なキーボードの出来の良さを実感していたのは事実であり、確かに全体的にタッチが軽いという印象があるが、配置が綺麗というか、自然にブラインドタッチが出来るという点では非常に使いやすく、ミスタイプも比較的少ない。
他に選定対象に含めたBTO系メーカーでは真面目なキーボードをつけてくれるような印象がある
エプソンダイレクト(PC専用)も検討対象に含めていたが、何故か一番使い慣れたNECに落ち着き、やはり水冷パソコンはある種の憧れだった。
同時に、購入して思ったのだが、長く使っていきたいと思っていた以上、自分としても買うならば不満の残る選定だけはしたくない、と思っていたので、満足度としては100点満点だったのも事実であるし、一番良かったのが、購入時のタイミングで三菱製の液晶ディスプレイが目玉商品として選べたというのがとても良かった。
・リチウムイオン電池発火事故、あちこちで?

(写真2)リチウムイオン電池の一例。私が使っている機材に入っていたリチウムイオン電池。
私としても今年の電子機器がらみの事故で一番驚いたのが、リチウムイオン電池の発火事故の件だろうと思う。
リチウムイオン電池の場合、製造方法のみならず、充放電の際も電圧、電流を厳重に管理する必要であるという、かなりデリケートなものであるため、やはり電子工作という分野で使うとなる場合、かなり敷居が高いともいえよう。
確かに小型軽量で大容量というメリットの反面、リチウムという金属が非常に化学反応しやすい上、金属として扱うと不定形結晶となって内部短絡の危険を回避するためにイオンという形で扱うようにしているが、いかんせん電解液が有機溶剤のような物質であるために、燃えやすいという不安要素もある。
同時に電池に穴を開けたり、変形させたりして内部電解液を空気中にさらすと、化学反応によって発火する危険性もあるので、もしリチウムイオン電池採用のバッテリパックを使用する際、変形などが見られたら安全のために使用を中止したほうがよいだろう。
ソニー製リチウムイオン電池の件があちこちで取り沙汰されたが、製造時に金属粉などの不純物が混入したということだが、同時にそれを見て思ったこととして、モノづくりの際の品質管理というものの大事さを再三度認識させられた。かくいう私も、そういった感じの仕事に従事しており、ソニー製リチウムイオン電池の件を氷山の一角として見てはいけないと思った。
充放電の際は電圧、電流を厳重に管理する必要であると書いたが、放電時はある一定の電圧まできたら放電を停止させないと、電池そのものが機能しなくなるという問題があるが、充電時も、ニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池、鉛蓄電池のように漠然と一定時間電流を流すような充電器で代用できるものではなく、充電開始時から一定の電圧に到達するまでは電流充電、一定の電圧に到達したら、電流を抑えて電圧充電と、そういった制御が必要であり、0.1ボルト単位でコントロールしなければならないため、明らかに電子工作で使うとなると素人には非常に敷居が高いものといえる。
今年もあと残すところ数時間、はっきり言って良かったこと、悪かったことの差が非常に大きく、敢えて悪かったことは綴らなかったが、来年は良かったことだけが続けばと思い、ゲンを担ぐという意味でパソコン版でご覧になっておられる方向けに、WindowsVista日本語版と、Excel2007日本語版、ワープロソフトでは使い勝手に秀でている一太郎シリーズのうち、一太郎2007を商品紹介のリンクに貼りたいと思う。
[WindowsVista日本語版・通常版]
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[OSもアップグレードしたら、使い勝手の良いオフィスソフトも一緒にどうぞ]