青森温泉巡り二日目。
蔦温泉を朝早くたち、黒石市を目指します。

市内に入ったところで見つけた「黒石こけし工芸館」でこけしを楽しみます。鳴子温泉でもこけし三昧をしたなぁ。さくらももこが描いたこけし発見。このあたり有名人こけしゾーン。
このあと、まったく画像がありませんが、温泉ハシゴを続けていきます
温湯温泉(ぬるゆおんせん)鶴の湯。
そのすぐ近くの長寿温泉。ここはよかった。ちょっと緑色の湯。どばどば源泉。でもすぐゆだった。
そこから先は迷走。100円温泉をどうしても見つけられず、時間を費やした結果、新屋温泉までパスする羽目に。やむなく弘前市へ突入。「會」というそば屋さんでお蕎麦をいただき、再び城下へ。観光情報館みたいな所を見学。すると……

なぜこんな所に。SUBARU360がディスプレイ。

メッチャ綺麗で、可愛くて写真を撮りまくる。

こんなちっちゃい車に家族四人とかよく乗っていたものだ。テントウムシ。日本版フォルクスワーゲン。
ここで分かったこと。弘前市は、洋館の町でだということ。空襲に遭っていないんだろうか。明治大正期の様式建築が数多く保存されているらしい。これもそのひとつ。

図書館になっていました。それから、洋館が多いことと関係があるのか、フランス料理もたくさんあるらしい。ふーん。そうなんだ。残念ながら、弘前のフランス料理を楽しむ時間は無かったのだ。
再び始まるハシゴ温泉。一路岩木山方面へ展開するのでした。
まずは、こちら、三本柳温泉。ガツンと来る濃厚な温泉。もう……正直フラフラなんですけど。青森の温泉どっこも熱過ぎんねん!

もうね。長湯とかできないんです。平日の午後なんですけれど、なんか日帰りの入浴客が多いんです。人気なんです。
更に温泉は奥地に向かいます。株式会社百沢温泉です。もう株式会社なんですよ。すごいです。ここ。そして、ここの温泉は、とんでもないんです。激熱なんです。そして、激濃厚なんです。析出半端ないんです。言わば、和歌山の花山温泉の源泉が50℃ぐらいで噴出している感じ。どばどば激熱。湯あたり状態の私。あまり使ったことがない言葉ですが他に言葉が見つからないので使います。グロッキーです。うう。へろへろへろ。完全に打ちのめされた状態で、本日のお宿、嶽温泉、小島旅館に逗留です。
酸性硫黄泉。もうこんなへろへろの私には無理、かと思ったんですけど意外でした。

この旅の中で、最も優しい、穏やかなお湯でした。信じられないぐらい酸っぱい。レモン酢のお湯に入っているような感じなんですが。本当に優しいお湯なんです。一晩中、何度も何度も入りました。そして……信じられないぐらい、肌がスベスベに変わったのです。

津軽の主峰、岩木山。その山麓に広がる高原地帯に、こんな優しい火山性のお湯と出会えるとは。感激いたしました。湯疲れも忘れて温泉三昧。
旅はまだ続く。