四月下旬の青森旅行。震災後で、観光客がまったく居なかった青森を旅行しました。主たる目的は温泉のハシゴですが。
先ずは、たらポッキ温泉という素敵な温泉を楽しみました(画像無し)。それから三内温泉センターを目指すのですが……三内温泉が地震の影響で閉鎖中。がーん。やむなくまったく予備知識も無いままに立ち寄った青森市立美術館。
あおもり犬がにょっきり。(撮影していいのがここだけだった。)




美術館は“原っぱと遊園地”で有名な青木淳。……というのも入ってから知った。そして、あおもり犬。かわいい。思いがけず、美術館を楽しむ。このあたり、まだ残雪あり。
そこから一路目指すは八甲田山。山中これ、冬景色。4月下旬にして。雪景色の八甲田山なり。

八甲田山中たどりつきしは、みちのく深沢温泉。湿雪に足を取られながらアプローチ。熱い湯です。でも最高に素敵なお湯ですの。ガンガンの掛け流し。ガンガンに来るお湯。露天風呂があったのに見逃した。そこならもう少し長湯できたかなぁ。湯疲れ半端なし。

今日のお宿は、八甲田にその名を知られた名湯。蔦温泉。蔦温泉旅館でございます。由緒正しい温泉旅館。なんと、貸し切り状態で楽しみました。

震災はもとより、原発事故の刻々たる進行。4月下旬の八甲田に観光客の足はまったく途絶えているのでした。このお湯がまた……絶品です。足下から、絶えず、プクプク……とわき上がる新鮮な源泉。ずーっとそれを独りで味わい続けるのでした。最高でございました。
翌朝、教えてもらった特別な部屋を見学にまいりました。


そう。吉田拓郎の歌った「旅の宿」の歌詞が、作詞家岡本おさみによって編まれた部屋だと言うことです。しらなんだ……。
青森温泉の旅はまだ続く。