今日は雨。
久しぶりにドカドカ降った雨。止み間に庭に出て、芽吹きから葉っぱを展開しつつある、おそらく今が一番美しいギボウシちゃんを鑑賞しました。
ちょうど去年の4月21日の記事に、ギボウシ芽吹き特集がありましたので、ほぼ一年ぶりの紹介となります。
去年の紹介順で、いいかな。
一番バッター。芳香花の女王、
タマノカンザシちゃんです!パチパチパチ♪

…………。
これは去年の写真。
今年、彼女の姿はまだありません。彼女が芽を出すはずのあたりを懸命に捜索したのですが……発見されたのは、芽の痕。痕跡です。一定の太さの新芽が立ち上がろうとしていたようですが、根元からポッキリ……折れていました。折れた新芽の行方は知れず。人が手折ったようにポッキリです。即断は出来ないですが、復活は難しいかも。このエリア。つまり玄関脇のノウゼンカズラを中心と下エリアは、下草が混み合う過密狭小環境で、おそらく生存競争も苛烈なところ。ちょっとでも出遅れると上から多いかぶさられて……。パトリオット大佐が消滅したのと同じ運命を辿るか。タマノカンザシ4年目のシーズンはあるのか??今しばらく注視します。
三年目のシーズンを迎えた
フライドグリーントマト。

去年よりも大きな葉が立派に立ち上がりました。丸い円満な薄緑の葉っぱ。分球しているらしく二つ立ち上がっております。いいにおいの花なのです。これ。これはパーゴラ北側。固い土、ごろごろ石。決してよくない土だけど、育ちはよろしい。タマノカンザシちゃんがここに居れば……ううう。写真に写り込んでいるまっすぐな葉っぱの植物は、ここに放置したブルーイグサが増えたもの。廃棄直前のアウトレットものの100円で買ったやつだったけど、最初は水草にしようしたけど、後に育てるのを放棄して放置していたら、どんどん増えています。水草と思っていたのに。普通にこの過酷な地面に生えています。
次行こう。これは去年導入した二年目の選手です。大物です。

サガエ。ギボウシ世界大会(そんなのあるのかな?)日本代表。あまりにも美しい黄色い斑。滑らかで温厚な黄緑色の葉。葉脈の陰影。なにより、葉っぱの姿が優しい。去年は後半、下草雑草競争が苛烈で、しんどかったなぁ。今年はしっかりサポートしよう。

ブルーエンジェル。全体に、去年は展開が遅かったみたいで、今年はこのように、すっかり展開を終えている感じがします。ここはウワミゾザクラとガマズミの下草エリア。両方の気がともにまだ小さくて、下草に上の木の葉っぱが多いかぶさる形になるので、管理が難しい。もう少し木が大きくなると、草取りも楽なんですけどね。
サムアンドサブスタンス。
しっかりした葉脈。薄い緑の葉。もう、途方もない大きさの葉が、芽が立ち上がった次の瞬間……と言ってもおかしくないほど、あっという間にブワーって展開。

折り重なるように巨大な葉っぱが広がって、周りの草草も持て余しています。去年一年目の大きさをあっという間に凌駕。圧倒的な存在感です。
ハルシオンは今年は断然元気だった。この青い葉っぱの美しさよ。

三年目になって、分球もして、株として充実してきました。
古株。この家の庭に最初に植えられたギボウシのうちの一つ。
アンチョーチです。近所の園芸店で購入したもの。

とにかく分球が進んで、一つ一つは中型の葉っぱなんですが、たくさん立ち上がります。細長い少し波打つ斑入りの葉っぱ。にぎやかです。さすがにここの土がやせてきたのか、あんまり大きくなりません。今シーズンが終わったら土を掘り起こそう。
これも最古参。

サンダーボルト。大型ギボウシらしいんですが、植えた場所が悪かったか、土が弱いのか、未だ小型です。これも植え替えを検討しよう。葉っぱの真ん中に「稲妻」が走っています。大きくなると楽しいだろうなぁ。
というわけで、全体に今年はギボウシの立ち上がりが早い。元気がよい。下草に負けないように、雑草(主にミント)との戦いをがんばろう。