北庭の植物たちも、生温い風に誘われて、各々芽吹いています。
さて。五葉アケビの蕾が、ようやく開きました。白い花弁に、中心は黒っぽい紫。グロテスクと言えばグロテスクだけど、かわいいと思う。

それで、その【相方】、三つ葉アケビの花の状態はこんな感じ。ようやく芽吹いて、蕾も見えているけれど、交換受粉できるかなぁ。

ウワミゾザクラの小さな小さな苗。秋に植えたものですが、芽吹きました。大きな木になるということですが、今はまだ30cm。花が面白いらしいので、早く咲くようにならないかしら。

その隣の20cmたらずの「ニワウメ」。こんなちっちゃい枯れたような(当時落葉中)苗に実がつくんかいな……と思っていましたが、ちゃんと葉っぱが芽吹きました。花咲かんかな。サクランボみたいな実が6月になるそうです。

バラ科実ものシリーズが続く。その隣に植えたのは、既にシーズンオフで安くなっていたイチゴ。女峰です。花が咲いたから、実がなってもよかろう……と思っていますが、どうなることでしょう。朝ドリイチゴ、食べたいです。

この間手に入れた、斑入りフウチソウ。既に新芽を出しています。放っておくと雑草扱いされるので、名札をちゃんとつけておこう。前に家族で草取りをしたときに、植えたばかりの【ヤマボウシ】(苗、40cm)を、雑草として引き抜かれたことがあります……(涙)。

ユキノシタ。この隣に植えてあるマンリョウにくっついてきたもの。別府からやってきたけど、ちゃんと根付きました。かわいい葉脈。

この家の鬼門を守る、小さなナンテンにも新芽が萌えております。濃い緑の古い葉と、新芽の赤い葉と、これまた新芽の薄緑の葉と。三色の彩りが美しい。

産毛とともに新芽ほころぶ。これはジューンベリー。白い毛が特徴だそうです。柔らかい柔らかい新芽。デッキの先っぽに木陰を作ってくれる予定。

この木の芽は?シバグリ。栗の新芽です。同属のコナラはまだ芽吹いていないのは、植え付けた時期の問題か、種の問題か。一足早く栗の葉っぱが動き始めています。デッキの先に栗の実がころんころんと落ちる予定。

さてこれは。バイカウツギの新芽です。よくわかりませんね。全容が。こんなふうに寄って撮るのは、引いて撮ると、植栽がまだまだ【点】でしか構成されていなくて、植栽と植栽のつながりが【線】や【面】を見せて、風景としての一体感を持つ……そういう庭のダイナミズムがまるでないからなのです。とりあえず手に入れた苗を思いつきで植え込んでいく……。デザイン力が欲しい……。

最後の写真。ピンコロ花壇シリーズです。ここに、南にも植えたサルビアシリーズを植えました。左から、ボックセージ、アンソニーパーカーセージ、ゲンチアンセージ。どんな花が咲くでしょうか。

ちなみに苗床では、コモンセージを大量育苗中(といってもまだ発芽していませんが)。一体どこにどう植えるのだろう。誰かにあげよう。
なんもする気がしないのは昨日も今日も変わらないけれど、今日はどうしても出勤しなければならない。少し動き出そう。庭はもうちゃんと動いている。