本日の成果。大阪市内のユーズド家具も扱っているインテリアショップ。
pour annickにて購入。ずいぶん前からこれには目をつけていたのだ。というかそのあと何を見ても、これよりアトラクティブなものに出会えなかったのだ。これまた
ダイニングセットと同系統、北欧系ユーズド。しかし我々は、「やっぱり北欧が好きハアト」のような気合いがあるわけではなく、【新しいものに勃起しない】病に罹患しているだけのこと。先般の神戸方面への出撃を繰り返す中で、どうやら私たちがどんなラインを求めているのかがおぼろげにわかってきたのだ。米軍払い下げ品レストアショップも都合三軒回ったが、アメリカン家具の無骨さ(軍物ということもあるんだろうな)がちょっと違うんじゃないかと思うようになった。適度な線の細さと、装飾性を抑えた合理的なデザイン。琴線に触れるデザイン文法のラインをたどって行ったら、ここにたどり着いたということ。
というわけで、新居のリビングを飾るソファです。ちょっと小さいけれど、3Pソファ。細い木製の肘掛け。きれいなグリーンのファブリック。

ちょっとしたしみがあるけれど、張り地のクオリティは高い。どうもこれは張り替えしてからそれほど時間が経っていないのではないか(ショップ談)。もの自体は既に30年選手(未詳)らしい。座って左右に揺らしたときにちょっと構造的な不安を感じないこともないんだけれど、いい材料でしっかり造ってあるのがわかる。なので、将来壊れたとしてもこれは修理は充分可能と判断した。このソファ、ただのソファではない。

両側の肘掛けをがくんと倒して、金具で固定する、背もたれを外してそこへこうしてはめ込むと……あっという間にベッドの出来上がり。これはソファベッドなのであった。そういう使い方を我々がするかどうか先行きは不明。ソファベッド故のソファとしてもベッドとしても中途半端という使い勝手の問題は残るけれど、ベッド故のフラットな座面(ソファは普通、背もたれに向かって落ち込むように作ってある)は使い方によっては魅力だろう。
よし。主要な家具の購入が大体めどが立ったぞ。
あとは【作る】分が大きい。デザインの最終形が今進行中です。(デスクと、ベッド)