
実家の広島市安芸区の山手では、これが普通に咲いていたけれど、かなり希少なものだというのは大阪に来てから知ったこと。西洋タンポポの旺盛な繁殖力に押されて、その数を減らしているという(事実は知らず)。関西で初めてこれを見たのは吉野の象谷。象の小川のほとりに広がる小さな谷間の道ばたには一面白いタンポポが群生していました。西洋タンポポの侵略からかろうじて守られた山間の砦。
で、これは琵琶湖湖畔に広がる古い町。秀吉が作った城下町。近江八幡市の旧市街。魚屋通りの廃屋の庭に元気に咲いている白花タンポポを撮影。残念なことにデジカメをもってこなくて、携帯の撮影。歴史ある場所、吉野だったり、日牟礼八幡であったり、神域にひっそりと息づく白花タンポポ。と言いたいけれど、実は今の家の近くでも発見したことがあるんだよね。泉北ニュータウン。思いっきり歴史のない町。