現代文明の利器って数多くあると思うんですが、その中でもすごい!!と感じる物のひとつが電話。
すごい!
すごいね!電話。
電話の無かった昔なら先方に用件を伝えようとした時にはわざわざ出向く、もしくは手紙を書くなどしたワケですが、出向くのは近所ならまだしも遠方だとしんどいし、せっかく出向いたところで相手が留守だった場合などは非常にムッカつくだろうし、また手紙だって出してから返事をもらうまでにけっこうなインターバルがあるワケで、急いでる時なんかうわあエライこっちゃなぁ、なんて思うワケです。
その点電話であれば用件はスムーズ。 ムッカつくこともうわあエライこっちゃなぁと思うことも無くなるワケで、やっぱり電話は良いなぁ。
しかしここで一考。
電話には何も良い点ばかりではないということに先日気付いたのであります。 文明の利器といえども悪いことだってあるのです。
それはどういうことかというと、電話を買って電話を置いておくと電話がかかってくる、という点であります。
折りしも拙店は例年この時期は年間で最もヒマな時期といってよく、こういうヒマな時にこそブログに充実した内容の日記を書こう! などと思い立ち、パーソナルコンピューターの前に座るワケでありますが、そんな時に限ってどこかで監視されているかのごとくタイミング良く、というか悪くというか、電話が鳴るんであります。
毎回あまりのタイミングの絶妙さに気色悪ささえ感じた自分。 こらいっぺん電話止めてこましたろ、などと考え、まあこの時期なのでめったに急ぎの仕事など無かろう、としばし電話線を引っこ抜いてみたんであります。
快適。
誰にも邪魔されない、ってぇのはええもんやね。
キーもスラスラ叩ける、発想も広がる、っちゅうもんです。
ところがしばらくそのままでいて、電話が無いと困ることは、電話がかかってこない、ということであって、万が一こちらに電話をかけようとしているお客さんがあった場合にこりゃあ大変具合が悪いよなぁ、、、と思い返した自分は、引き抜いた電話線を元通りにしようとした瞬間、一枚のファクシミリが入ってきたのに気付いたのでありますが、その紙片には大きく殴り書いたような文字で至急に連絡すべし、という旨の一文が激怒感タップリに書かれており、慌てて先方に電話してやっぱり激怒されて涙。

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