僕は日々の生業として自動車関連業の小さな工場をやらせていただいているわけですが、その関係である業界団体に入会しています。
その会は「A〇A」と言いまして、自動車整備業の事業所さんはもとより、車体鈑金、電装品、自動車部品などなど、いろんな関連業者の事業所さんも入会されていて、僕もそれら関連業者のうちの一人としてその末席に加えていただいております。
活動は例会が月一回、委員会が月一回、理事会が月一回、その他掌握事業活動が月一回、基本的にはこんな感じです。
執行部としては会長を筆頭に副会長4名、委員長4名、各担当理事4名、監事1名で、会長は毎年選挙により選出され、副会長以下の理事は会長が指名します。所謂「組閣」というヤツです。
例会は市内のホテルで行われ、経営やそれに携わる様々な勉強会(講師を呼んで話しを聴いたり、テーマを設定して会員同士がディスカッションをしたり・・・)が催されます。
フロアの会員ですと、基本的には例会と委員会に参加すれば良いだけなのですが、委員長や副会長ともなりますと、例会の企画立案からそれらの段取り、当日の進行、収支立てまで取り仕切らないといけないのでなかなかに大変です。仕事としてできればまだ良いのですが、本来の仕事が終わったあとの仕事・・・になりますから。
僕も2003年度に委員長、2005年度に担当理事をやらせていただいて、とくに委員長の時はホントに大変だった記憶があります。とっても良い勉強にはなりましたけど・・・。
25歳から45歳までの会で、45歳になると卒業という形でOB会に入会となります。
会員数は現在、OB会員も含めると100名を越える大所帯です。
さてダラダラと書いてきて一体なにが言いたいのかと言いますと、このような会にも「綱領」なるものが存在します。
会の運営は全てこの「綱領」を理念として進められるわけです。
以下、その綱領です。
綱領
我々A〇Aは
常に自動車業界の青年経営者であることを自覚し、志を同じくするものが相集い、信頼ときづなにより、会の進歩発展と相互研鑽を計り、力を合わせ、青年としての、英知と勇気と情熱をもって、業界発展のために貢献しよう。
実は僕はこの「綱領」が大好きです。
読めば読むほど良い「綱領」だと思うのです。
こういう「理念」や「精神」は会の運営だけに限ったわけではありません。自分の仕事であったり、その他に打ち込んでいるものなんかにも当てはめることができると思います。
自分を取り巻くものや環境の発展のために貢献をし、またそのことで自分をも高めることができたら、こんなに素晴らしいことはないですよね。

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