昨夜はまた夜ふかしをしてしまって、自宅で映画を1本。
「ブタがいた教室」
卒業までの一年間、クラスでブタを育てて、最後に食べようと思います! という担任の先生の提案にどよめく6年2組の児童たち。
命の大切さを実際に感じてほしい、という先生の考えで。
エサやり、、、小屋の掃除、、、糞尿の世話、、、Pちゃんと名付けたその子ブタの世話を慣れないながらも懸命にこなしてゆく子供たち。
やがてPちゃんへの思いはかけがえのないペットとしての慈しみの気持ちへと変わっていくんですね。
そして近づく卒業の日。
Pちゃんを 「食べる」 「食べない」 でクラスは二分します。
実際に大阪の小学校であった出来事を下敷きに作られた映画らしいです。
出演の子役たちは撮影に入る前に、食肉センターや養豚場へ見学に行き、実際に180日間にわたってブタの飼育をしています。
作品の約半分の時間を占めるクラス会での子供同士の議論のシーンでは、出演している子供たちが自分で考えて自分の言葉で発言できるよう、大人以外には台本は配られず、結末も一切教えられなかったとか。
そのせいか議論しながら本気で泣き出す子や、喧嘩しだす子も。
この手の映画は、、、、、、思いっきり劇中の子供たちと一緒になって考えてしまいました。 そして思いっきり一緒に泣いてしまいました(笑)。
「命の長さは誰が決めるんですか?」
って発言する子供がいたりして、そういうことを考えるきっかけにするにはなかなか良い映画でした。

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