
毎年卒業式は外来と重なって出られない看護学校の卒業の日。今年も謝恩会には呼んでいただきました。15年ほど講師をしているもので。写真はお祝いのスピーチをする、鎌田實学校長(諏訪中央病院名誉院長)。

続いて乾杯の音頭を取っていただくのは、生殖医療関連でテレビでもおなじみ、諏訪マタニティクリニックの根津八紘先生です。今回卒業する学年は、諏訪中央病院の産科が休止中だった時に、諏訪マタニティクリニックで実習をさせていただきました。
鎌田實先生に根津八紘先生。日本の医療界の有名人がこんなに近くで、卒業生のためだけに話をしてくれる。なんて幸せ者なんでしょう。結構すごいことだと思うけど、そのすごさを卒業生の皆さんはわかっているかな?わかっていないかな?
この学年は、他の先生も言っていましたがいまいち反応がつかみにくくて、どうなのかよくわかりません。一人一人と話すと、ちゃんと話せる人ばかりだから、看護師さんになってからは大丈夫だと思います。

卒業生が感謝のしるしとして、みんなで「旅立ちの日に」を歌ってくれました。意外にみんな、歌がうまい。「旅立ちの日に」は、いつの間にか卒業式の定番ソングになりましたね。1991年にどこかの校長先生が作られた歌だと朝のテレビで言っていたような気がします(←てきとー情報)。

諏訪中央病院内科の高木先生は、ギターを弾きながら(学生さんもギターとピアノで参加。ピアノが写らなくてごめん)歌います。何を歌ったかは、よく知らない歌だったので忘れた。熱唱だったけど、いつもよりちょっと声の調子が悪いような(ベストパフォーマンスだと言われたらどうしよう。ごめんなさい)。

最後は、元諏訪中央病院外科医で現在はシンガーソングドクターでランナーでもある福田六花(ふくだりっか)先生(写真。ピンぼけでごめんなさい)が作詞作曲した「校歌」を、福田先生の伴奏で歌いました。歌のタイトルは「愛のたまご」。全然校歌っぽくなくて、とってもいい曲です。
私は途中の来賓祝辞の最後に挨拶させていただきましたが、いつもの年ならもうちょっとウケるのにな、というところで、手応えがいまいちだったり。でもこれがこの学年の持ち味なんでしょうね。
今年の卒業生からは、22人も諏訪中央病院に就職してくれます。私は諏訪中央病院を卒業してしまいますが(完全にではありませんが)、社会人として恥ずかしくない、一人前の看護師になってください。焦らなくていいから。