がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
匿名医師さま、こんにちは。

ブログに書かれている「オンライン請求が無理な病院や薬局に配慮して義務化1年先送り」ニュースも、先送りでは問題の解決にはなりませんよね。

大きな病院で大変な治療をして、金額の大きいレセプトが出ると、理由を言わずに約1割査定されるなどという、わけのわからない慣行もありました。当時の院長は「高額請求は、そういうもんだから」と泣き寝入りしていました。

たとえば必要だからやった検査でも「必要のない検査」と査定されて、その検査代にはカテーテル代などの「使ってしまったお金」も含まれているのに、どうやって経営を成り立たせればいいんでしょうね。厚生労働省の医療費削減目標は「医療をゼロにすること」であるように思えてなりません。
投稿者:匿名医師
投稿者:hirakata
町医者さま、こんばんは。

竹中平蔵氏は、まだ自分のやったことは全て正しかったし、これからもその方針でやるべきだと思っているようです。頭はいいのかもしれませんが、思考が曲がっているように思います。社会を形成する人として必要な何かが、足りないように見えてしまうのは気のせいでしょうか。

竹中氏の「効率」の基準は、費用対効果などでしょうね。一方、医療の成果は「収益」ではなく、健康だったりその他諸々だったりするわけですが、私が自分でやっている分野で感じるのは、医療を受けたり受ける可能性のある人の「安心」とか「笑顔」とかが、医療の最大の成果ではないかと思います。それが増えることによって、社会全体の安心や笑顔も増えて、いい社会になるんじゃないかと。きれいごとみたいですが、本気でそう思います。

竹中氏や経済界の偉い人たちがいう「医療制度改革」や「医療の効率化」は、そんなことは考えていないどころか逆に邪魔だと思われているように感じます。
投稿者:hirakata
庶民さま、こんばんは。

世の中の仕組みをどんどん変えていって、それについてこられなければ置き去りというのは、進歩を生むこともありますが、社会を壊すこともありますね。小泉さんは多分、アメリカが言うとおりにしていれば大丈夫だと思ったんでしょうね。大筋を示すのは上手でしたが、細かいところに関してはまるでわかっていませんでした。小泉政権のブレインだった中谷巌さんなんかは「正しいところもあったが、根本的なところで間違っていた」と懺悔(これも若干商売臭くて嫌いなんですが)してますが、小泉さんは反省することもなく、なんだかきれいな終わり方をできなさそうですね。残念残念。
投稿者:hirakata
ダガシさま、こんばんは。浮き草さま、説明いただきありがとうございます。

私の書き方が悪かったでしょうか。レセプトオンライン化強制で廃業しなければいけない医師は、そんなに多くはありません。それなのになぜたくさんの医師が反対しているかというと、少数の医師でも廃業されてしまうと、すでに余裕がなかったり破綻しかけている医療機関にしわ寄せが行き、総崩れになる不安があるからなんです。これまでの医療を支え続けてきて、力は減ったかもしれないけどまだ何とか頑張っている医師に、ほんとは「あとはゆっくりお過ごし下さい」と言いたい気持ちはやまやまなんですが、実際にはそうされてしまうと医療が成り立たないかもしれない。埋蔵金みたいに、どこかに楽をしている医師がたくさん隠れていれば、掘り出してきて使えるんですけど、現実にはそういうことはありません。多分。
投稿者:浮き草
ダガシさん

まさにダガシさんのおっしゃるように「僻地の爺ちゃん先生であろうとも100%オンライン化しろ(義務)」と国が言った事を問題にしていたのです。本当は引退したいけど地域の事を考えて頑張っていた年配の先生方が「金がかかる面倒なことを押しつけられるのだったら廃業しよう」と考えるのは自然でしょう。今までも毎年少しづつ廃業はしていたのですが、オンライン義務化となるとある日突然僻地の医院が全国で一斉廃業することになるのです。

もう一つの問題。国は「国の仕事を楽に簡単にするためにオンライン化は必要だ。だから医者は金を出せ」と言っているのです。かかる金額が問題というよりも「そもそも国の為になぜ我々(医者)が金を出すのだ」と筋違いを怒っているのです。

たとえばダガシさんは区役所なり市役所なりを利用することがあるでしょうが「区役所のお役人が楽をするためお金がかかりますので、これから区役所に入るには入場料を取ります」と言われたら筋違いだと思いませんか。

もしもダガシさんが「お役人様の為であればいくらでも自分の財布からを出しましょう」という信念を持ってらっしゃるのであれば、こういう話をしても無駄かも知れませんが。
投稿者:ダガシ
 あれからこの記事に沿った事を、思ったことを書きたくなったのですが、あんまり書くと粘着してるようでイヤナので書かないでおこうと思ったのですが、短めに。

 hirakataさんのこの記事から思ったのは、日本の七割ぐらいの医院、診療所がオンライン化のコストがまかなえないから、この仕組みは良くない、と私には読めるのですが、このコメント欄では、僻地の診療所だけぐらいが金がなくて出来ないというふうに論旨が変わっているように思います。
 いったいどっちなんだよ! と思います。

 私は、世の中の物事には100パーセントということはないものだと思っていますので、僻地の爺ちゃん先生のところまでコンピュータを使えよとは言いませんよ。
投稿者:町医者
竹中が医療は効率が悪いから規制緩和するんだと言って、日本の医療を破壊した。テレビのインタビューで、こういう意味のことをさかんに言っていた(たぶん今も)。

私は、医療の効率って何なのと、竹中に聞いてみたい。

効率というからには、特に竹中みたいな(そしてタダシさんみたいな)人では、その効率の分母に投資金額が来て、分子は回収金額になっているんでしょう。
それでいいのかってことです。

分子に平均寿命や健康寿命を持ってきたら、日本の医療の効率はアメリカなんかと比べて飛び抜けていいんですけどね、竹中みたいな人間にはこういう意味の効率は頭にないんでしょう。
投稿者:庶民
コイズミさんはアメリカの言いなりだったんだと思います。手で書けるのなら、手で書いたらいいのに・・・カルテのお医者さんの文字はミミズが這ってたりして結構可笑しいです。
投稿者:hirakata
山本直樹さま、おはようございます。

ダガシさまの主張も、ずっと前の発言などを読むと、全部を市場に委ねてしまっていいということではないのだろうと、私は思っています。最低限必要な部分は確保した上で、その上の部分は自由にすればいいじゃないかというスタンスなのかな、と。

ただ、どのあたりにその線引きをすべきかということについては、多分私とダガシさまではだいぶズレがあるだろうと思いますし、医療の現実とダガシさまが言われる理想郷とのギャップは、今の日本では、埋められない距離があると思います。

ダガシさまの理想郷が日本に相応しい形に整えられるのかどうかについては、私にはわかりません。
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