がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
信州人さま、こんにちは。今年もよろしくお願いいたします。

年越し派遣村は、集まった人がどれだけ困窮していたとしても、外向きにはパフォーマンスの割合が高いと感じました。派遣村に行く電車賃を使うこともためらう人を報道したテレビ番組もあり、その人の方が困っている度合いが大きいように見えました。

経団連の幹部が持っている会社はおおむね、アメリカ式の価値観を経営の基本としています。「株主の利益を最大化することが、会社にとって重要である」という価値観です。会社の利益が多ければ業績が高く評価されて、株を買ってくれる人が多くなり、株価が上がって「時価総額」が増えて、また会社の評価が上がり…という構造。

会社の見た目の価値に人がいくらお金を出してくれるかが勝負ですから、従業員を大事にしなくても、利益が上がっていれば時価総額は増えていく。時価総額が増えて回すお金が増えて利益が増えてそれを従業員に還元せずに内部留保を積み上げていけば、「史上最高益」なんていってまた株価が上がる。

株主がいくらで株を買ってくれるかというのは、今では会社の価値を測る尺度になっていません。多くの人が買う理由は「この株を買うと儲かりそうだから」です。「儲かりそう」がお金を呼び込んで、次の「儲かりそう」を作り出すようになったら、これはバブルと同じ構造です。バブルで盛り上がっている時は「時価総額で会社の価値を測る」なんていっていて、株価が下がってきたら「時価総額は会社そのものの価値を表しているわけではない」なんて、ご都合主義もいいところです。

どうやってたくさん借金していくかだけを考えて会社経営をするなら、バブルに頼るしかありません。アメリカという国そのものがそのような経営方針でやって来ていましたが、それはいつかは破綻します。健全な経営のためには堅実に実業をおこなう必要があり、そこで一番大事なのは「人」です。御手洗会長は、そのことを頭では理解できても体で理解できない人ではないかと疑っています。

会長、今度は「ワークシェアリング」だとか言っていますが、「雇用人数は確保してやるから、給料が減るのは我慢しろ」っていう意味にしか聞こえません。金融危機の影響で業績が下がるのはしょうがないとしても、一昨年までの史上最長の好景気で上げていた史上空前の利益は、ここで使わずにいつ使うんでしょうね。
投稿者:信州人
平方先生、本年もどうぞ宜しくお願い致します

日比谷公園に行った身内の話では、相当の人数が「年越し派遣村」を支えていたようです。労働組合や共産党関係者の組織だった動きは健在で、なおかつ党派色は上手に消していたようです。
企業家は何とも思わないのでしょうかね・・・?自分たちの決定が大勢を路頭に迷わせていることを。

経団連のトップに立った時、御手洗氏はビジョンを発表しておりました。その中ではしきりに「日本の労働力の減少」を懸念しており、外国人受け入れなどを含めた「提言」をしています。その当人が、労働者を多数働けなくして恬として恥じないのは、いかがなものかと思います。
「お前が言うな!」に賛同です。
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