がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
ダガシさま、浮き草さま、おはようございます。

ここはブログなので、私個人の意見として「こうなってほしいと思っている」という意見を書く場というように認識しています。なので、コメント欄を含めてどこかに結論を強引に導いていこうという意図はありません。今のところ。

私の個人的な意見としては、許される範囲で社会保障は維持した方が、多くの人が「日本に生まれて良かったな」と思える国になるのではないかと思っています。そのためには医療介護福祉に携わる人の食い扶持は、社会保障費としてお金を回さないと成り立たない。それも削れということになったら、社会保障を提供する人がいなくなる。

そういう意味では、社会保障費をどこまでも絞り込んでいったら社会保障そのものがなくなってしまうという意味で(若者の虫垂炎を治療することもできなくなるという意味で)、ゼロに向かうような政策には反対です。

ただ、どのへんを目標点や妥協点にするかというのは、提供する側の人、受ける側の人、組み立てる側の人、それぞれの人が考えてみた方がいいと思います。政治家や官僚が決めたことが正しいはずだから信じてついていくというのは、未熟な民主主義(民主主義の弱点?)だと思います。
投稿者:ダガシ
浮き草さんへ
 私とhirakataさんが五十歩百歩というのは当たり前です。
 私は、hirakataさんは議論のできる人だと、馬鹿じゃないと、思ってるからここにコメントしてるんだからさ。

 公的保険という仕組みにはこだわらないけれど、前にもここで書いたけど、私は、盲腸を治す料金は、一万円ぐらいでいいと思っています(今ほど入院しないで無駄をはぶいてね)。
 他にも、若いうちにほとんどの人がかかる病気を治すのは、安く直せる仕組みを作りたいです。

 ですが、七十も過ぎたら、ジャブジャブ他人の金で呼吸だけする生き方は、美しくないと思ってます。
 当然これは私個人の好みですから、人様に押し付けられる筋合いのものじゃないのも分かってます。
 でも主張したいのです。

 だからときどき思い出したときに、人目につくように(hirakataさんには迷惑だろけど)スジミチを分かってるだろうと思われる他人様のブログに書き込みしてるわけですよ。
投稿者:浮き草
ダガシさま

hirakataさんが考えているのは「国民に必要な医療」と「社会がそれにどれくらいお金を出せるか」のバランスをどう取るかということです。昔それは個々人が勝手に自分で考えることでした。つまり「自分に必要な医療」と「自分に出せるお金」のバランスを考えて医療機関にかかったということ。

「公的保険=医療費(社会保障費)」が入ってきて話がややこしくなりました。つまり「自分の面倒は自分で見る」ではなく「他人同士で面倒を見たり見られたり」になってしまいました。

だから公的保険=医療費(社会保障費)をなくしてしまえば話はスッキリします。「抑える」なんて言うから「じゃあどこまで抑えるの?」と、程度の問題になってしまう。ダガシさんも「医療費を抑えたい」ではなく「公的保険=医療費をゼロにしろ!」と主張した方がよいのではないでしょうか。「ここまで抑える」「あそこまで抑える」で議論しているようじゃダガシさんもhirakataさんと五十歩百歩。

米国での費用を参考にすれば、盲腸の手術は200万円。出産費用が150万円。虫歯が2本で13万円。小児下痢症(ロタウイルス)で子供二人が5日間入院して140万円。これが払える人が医療を受ければよい、というのがシンプルではないかな。

公的保険がなくなっても医者はやっていけます。昔はそれでやってたのですから。
投稿者:ダガシ
「社会保障費は絞り込むのが吉」とする政策は根本的に誤りである』というのは何故ですか? 私が納得できれば、自分の考えを新しくしますよ。

 さて、在宅で、施設で受けるのと同じぐらいの質の医療を受けたとして、それで在宅で死ぬ方が高くツクのは当たり前のことで、製造業でいうところの大量生産すれば安くツクのと同じことで、そんな当たり前のことは政治家や官僚は分かってると思いますよ。

 分かっていて詭弁を使ってるのだと思いますよ。
 国民など馬鹿ばっかりだから、こう言っとけ、とね。

 そしてそれはhirakataさんがあげた五番目の理由…何が何でも医療費を抑えたいという理由からでしょう。
 それは、政治家や官僚どもと同じく、私も世の中の医療費を抑えたい方の人間だから、分かるのですよ、ハハ。

 ですがなぜ政治家や官僚がそう思うのかは、大学受験がちょっとばかり上手だったというだけの小利口さと、今のまあまあ恵まれてる待遇を維持したいとか、俺は国のためにたっているなどという勘違いの自己満足とか…そういう根本的なコズルさと頭の悪さと、上の言う事は絶対だという奴隷根性と、家畜根性の横並び意識が出ているからですよ(多くのお医者さんたちも同様かもですがね・笑)。
 そういう色んな自己欺瞞が、そうさせているのですよ。

 もう、そろそろ死にどきだよ、俺もいっぱい生きたよ、と思える人だけが、幸せに死ねるのかなあ、と思いますがね。
 私がそういうふうに死ねるという自信は、まだないのですがね。そしてそれは理想論だとも、思うのですけどね。
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