がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

カレンダー

2019年
← May →
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

過去ログ

カウンター

  • 本日のアクセス  
  • 昨日のアクセス  
  • 総アクセス数      
RSS
投稿者
メール

 
コメント
URL
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。
投稿者:0qd
気胸のような胸痛を突然感じ、近くの診療所を訪問。X線と心電図をとってくれたが、X線でもなんら所見なし。
1月後、疼痛持続のため再訪。医師首かしげながら、近隣病院でのCT検査依頼。(地域連携って役所的事務方が関与するせいか、対応が役所的で頭にくるところあり)
CT検査結果はりっばな灰腫瘍疑(3x3x4cm)。つづいて大学病院への紹介患者となりました。

あの、去年やおととしの健康診断のX線て何よ。
あたしはすっかり安心していたのに。
こんなことなら自費でいいからたまにはCT検査を受けたいよ。
大体、検査する側は、画像を全部じぶんのところにしまいこんで、お客様に渡そうとしない。
金払ってんのはこっちだから、言わなくたって渡してくれて当たり前だろ。そして、保存義務期間がすぎると勝手に処分してしまう。
写真館で写真とれば、かならず日付とていねいな額装して渡してくれる。その写真は50年たったら役立たないどころが、一生有用な映像となる。
なのに、なんだよ日本の医者たちは、  
画像は自分がたのんだからといって自分の所有物のように扱い、洋ナシになれば捨ててしまうんだ、
医療費の無駄はこんなところにもあふれている。




投稿者:hirakata
みつさま、お久しぶりです。こんばんは。

少しでも楽になられたようで、何よりです。副作用も慣れてきたのでしょうか、2回目の方が楽だったということで、それも良かったです。相手が病気なので、いつでも思うとおりにはならない可能性はありますが、その時その時の状況に対して、ベストの選択を続けていくのがベストの道筋になるはずです。
ご報告ありがとうございます。
投稿者:みつ
平方様

 おはようございます。
 ご連絡が遅くなってしまって申し訳ありません。

 父親ですが、二週間に一回抗がん剤投与が始まり、一回目はつらかったみたいですが、今週二回目をやったんですが、副作用もなかったようです。病院で2時間投与後、自宅で48時間投与というスケジュールです。

で、9月に入ったら一回検査をして抗がん剤が効いているか検査するそうです。

直腸で座るのもきついのが少し楽になったようです。

また何かあればご連絡します。

投稿者:hirakata
岡山の内科医さま、こんばんは。ありがとうございます。

私が住んでいる地域でも肺のCT検診を導入しようという動きがあり、現状では適切ではないのではないかと意見しています。このabstractでも、現状では推奨せず、より有効だとする調査結果が出てきたら再考する、というようなニュアンスに読めますね。少なくとも現在多くの人を対象に検診としておこなっても、得をすることはないと考えていいのでしょうね。自治体の予算を使う検診でもあるので、この予算を他のところの充実に使うように、進言したいと思います。
投稿者:岡山の内科医
2007年のJAMAに掲載されたRCTでは、肺癌に対するCT検診の効果は否定されています。
肺癌の発見数は、対照群の3.2倍ですが、進行肺癌の減少には結びつかず、肺癌による死亡も減らせていません。質の低い研究で、CT検診群の予後が良くみえるのは、over diagnosis biasなどの影響が出ているためと考えられます。
 私は、今のところ、肺癌検診の有効性について懐疑的で、むしろ、over treatmentによる患者さんへの被害を危惧しています。

JAMA. 2007 Mar 7;297(9):953-61
Computed tomography screening and lung cancer outcomes.
Bach PB,et al
MAIN OUTCOME MEASURES: Comparison of predicted with observed number of new lung cancer cases, lung cancer resections, advanced lung cancer cases, and deaths from lung cancer. RESULTS: There were 144 individuals diagnosed with lung cancer compared with 44.5 expected cases (relative risk [RR], 3.2; 95% confidence interval [CI], 2.7-3.8; P<.001). There were 109 individuals who had a lung resection compared with 10.9 expected cases (RR, 10.0; 95% CI, 8.2-11.9; P<.001). There was no evidence of a decline in the number of diagnoses of advanced lung cancers (42 individuals compared with 33.4 expected cases) or deaths from lung cancer (38 deaths due to lung cancer observed and 38.8 expected; RR, 1.0; 95% CI, 0.7-1.3; P = .90). CONCLUSIONS: Screening for lung cancer with low-dose CT may increase the rate of lung cancer diagnosis and treatment, but may not meaningfully reduce the risk of advanced lung cancer or death from lung cancer. Until more conclusive data are available, asymptomatic individuals should not be screened outside of clinical research studies that have a reasonable likelihood of further clarifying the potential benefits and risks.
AutoPage最新お知らせ