がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
れいさま、こんにちは。

そうなんです。財源が問題なんです。小泉元首相は「増税してくれって国民が言うまでは絞る」と首相時代に言っていましたが、AもBも考えなければいけない時期に来ています。Aに関しては、もっと積極的に進めるべきなんでしょうが、道路族などは構造改革を骨抜きにする力を持っていそうなのに対して、厚生族にはその力がなさそうなのが、悲しいところです。「国破れて道路あり」になっても、誰も嬉しくないのに。ただ、Aにもこだわりたいですが、傷が修復不可能にならないうちにBを実行して財源を手当てし、Aとは別に考えるようにしないと、医療介護福祉は持たないかもしれません。遅々として進まない政治の一方で、現場の状況は日増しに悪くなっているのに、政治家には下々の生活がよく見えていないようです。
投稿者:れい
こんにちは。

財源をどうするかが問題ですね。適切な医療システムを構築、維持するには費用がかかりますし、今後その費用が増大することは確実です。それへの対応は、
@出来る限り無駄を省いて効率化して費用を抑制する。(現在の方針)
A予算配分を変える。(軍事費削って社会保障に回す?)
B新たな財源を創出する。(消費税で対応?医療特定財源を作る?)
ですが、今は@しかやってませんね。
もっと財源の議論をして欲しいと思います。
投稿者:hirakata
hot cardiologistさま、こんばんは。

これまで世界で最もバランスが取れた医療制度(WHO評価)の恩恵を受けてきた日本人が、どんどん原始時代に近づく医療崩壊についていけるのかどうか。病気で死ぬのも「運命だからしょうがない」。お産で赤ちゃんや母体の命がなくなるのも「自然の摂理だからしょうがない」。悪い結果を誰かのせいにする社会よりも、自然の中のできごとだからしょうがないと諦めて受け入れる社会の方が住みやすいかなとは思うけど、それは文明社会ではない。

日本はその間でバランスを取ろうという人が、国の舵取りをする人の中にこれまで誰もいなかったという、非常に不運な国です。3つ前の記事「医療には見積書が必要」と述べる権丈先生のような人が、政策立案の場に誰もいなかったことが、今後数十年崩壊を続けるであろう構造を作り上げてしまいました。本当はもうちょっと見通しの明るい国にできたんじゃないかと思うけど、場末のブログで吠えながら日々の仕事に忙殺されている私が言っても、何にも変わらないことは十分わかっています。別の時代か別の国に生まれれば良かった。(←隣の芝生は青く見える、ってだけかもしれませんが)
投稿者:hot cardiologist
社会保障費をどんどん削って、医療を受けるねばならないお年寄りが医療費が払えずに死んでいく、診療報酬が低すぎて救急医療が赤字で労働条件の悪さで救急医も不足しているから病院が救急医療から撤退して、救急医療を受ける必要のある人が死んでいく、
訴訟問題や労働条件の悪さで産科医が不足して、診療報酬の安さで病院から小児科医療から撤退して、妊娠しても出産の時にも子供が生まれても医療が受けられなくなって、妊娠も許されず出産も許されず、子供が日本からいなくなる。

ええ、お年寄りも消えて、子供も消えて、残るのはいつかは年寄りになる成人ばかりで構成される日本。
たぶん、50年後くらいには日本という土地から人が消えて、日本が消滅するでしょう。

先生!社会福祉国家スウェーデンの社会保障を見て下さい!
日本とは大違い、お年寄りも、子供も、子供を持つ大人も、一人暮らしの大人も、病人も、身体障害者もとてもとても大事にされています。
公教育なら大学まで授業料無料で、教育費もかからない。
社会保障の源は福祉国家としての大きな政府と高い税金ですが、福祉無視で小さな政府の日本とどちらが幸せなんでしょうか?


#Social insurance in Sweden
http://www.sweden.gov.se/content/1/c6/07/94/49/e72e6119.pdf
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