がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

カレンダー

2019年
← November →
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去ログ

カウンター

  • 本日のアクセス  
  • 昨日のアクセス  
  • 総アクセス数      
RSS
投稿者
メール

 
コメント
URL
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。
投稿者:hirakata
so-shiroさま、おはようございます。返事が遅くなりました。

社会保障というのは「運が悪かった人がなるべく困らないようにする」ものだと思うんです。それを「運が悪かった人は『運が悪かったね』で片付ける」ようになってしまったら、国民はどんどん不安になり、運が悪かった人は不幸になる。運が悪かった人は運が悪かっただけなのに、その人が悪いような「自己責任論」で片付けるのは、国が国民を守る義務を放棄していることにほかなりません。どんどん残念な方向に進む日本、いい方向に進み始める日が来るのでしょうか。
投稿者:so-shiro
>今の日本の社会保障政策が、多くの日本人を将来「死んだ方がマシ」「国のために死んだ方がいいのかな」と思わせる方向に向かっているような気がして、その流れから本気で「年寄りになったら国のために安楽死させてくれ」と思う人がたくさん出てきたら嫌。

hirakataさん、今回の後期高齢者医療制度の目的は、この一点につきると私は思っています。

ほんらいのターゲットである団塊の世代は、そうならないために自己責任で「ぴんぴん」した年寄りになって終末期医療費を消費せずに「コロリ」と死ね、ということなのでしょうが、運悪く障害者になって生き残ったら、「お国のために死んだ方がいいのかな」と思うメンタリティを今から醸成しておくという長期計画なのでしょう。

お役所というのは、こわいことを平気で考えるものです。
投稿者:hirakata
病院勤務内科医さま=hot cardiologistさま、こんばんは。

日本では尊厳死についてさえ、医療者を含めてそれぞれの人が勝手なことを思っていますから、ましてや安楽死を法制化するなどとなったら、噛み合わない議論を延々続けて、ずさんな体制ができてしまうような気がします。今回の投書の安楽死は「年寄りが死にたいといったら楽に死なせろ」という意味だと思うので、どうしようもない苦痛が除去できない場合に限る諸外国の場合とは異なり、明らかな自殺ほう助になるでしょう。それをせざるを得ないような国には、なってほしくないなあ。

ところで、生活保護者のジェネリック義務づけ、これひどいですね。ジェネリックが先発品と「同じ」であることを保障してからやるならいいんですけど、それをやらずに「安いのしか使わせない」ということですよね。私がよく処方するモルヒネ製剤も先発品と後発品がありますが、血中濃度の変化が異なり、両方使いこなせと言われたら困ります。後期高齢者医療制度も、今後の後期高齢者の医療費をどこまでも抑え込みたくて考えられた制度ですから、いずれは生活保護者と同様の制限を加える可能性は十分あります。現役世代も全部ジェネリック使用を強制となったら猛反発を食らうでしょうが、それが生活保護者ならいいとか高齢者ならいいとかいう人がいたら、それは差別でしょう。

ダガシさま、こんばんは。

どこかで名前をお見かけした記憶があります(だいぶ前です。誰かのブログのコメント欄だったと思います)。私の仕事の内容から来るものかもしれませんが、このブログでは自分や自分たちを守るために相手を糾弾するというより、どうすればもうちょっとマシなところに向かえるかを提言しているような気がします。あんまり決まったコンセプトがあるわけではないのですが、読んだ人がカチンと来て冷静に考えられなくなるような書き方は、避けているような気がします。そのため「逃げ」に見えるような書き方や、あいまいな表現を用いてしまっていることは、時々自覚しています。医療崩壊に関しては、自分の仕事状況が一人で24時間365日体制であり、生き方が下手なせいか楽になる見通しもなく、現実の危機と感じているのでどうしても「もうちょっと現場の医師を楽にしないとまずい」というスタンスになってしまいます。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者:hot cardiologist
Euthanasia(安楽死)という話題になったので、先生が仰りたいこととは若干異なることを書きこみました。
さて、本題に戻ります。

75歳以上の後期高齢者の医療費を削るために作られらた制度。
年金から医療費を天引きするそうですが。

hirakata先生、気になるニュースが。
厚生省が生活保護者の後発医薬品使用を原則的に義務付ける通達を出したそうです。
100%税金で医療費がまかなわれている生活保護者の医療費を削るため、が理由。
この流れなら、今度は、後期高齢者の使う医薬品も後発医薬品だけになるかもしれません。
そして、高齢者の範囲が広がって、一般的に定年とされる60〜65歳の年代まで高齢者医療制度が拡大されて、使う医薬品の制限、受けられる診療の制限が導入されるかもしれません。
現役世代では認められていた診療方法が、高齢者では認められずに、完全に自費扱いになるとか

現役で働くのをやめたら、金を持っている年寄り以外は社会には不要だからポイ捨て、にでもしたいのでしょうか。
財界と財務省と与党の代議士、それに追従する厚生省。
投稿者:ダガシ
ダガシです
 一つ前の平方さんのエントリーの私のコメントへのお返事だなあ、と思って読みました。
 共感しますよ。
 僕も自分が医者だったら(今の自分の想いでは)、人を死なす手伝いは、やりたくないなあと思いますから。
 でも、(このエントリや、このブログのことではないですが)自分の周りや自分自身にさえにも、耳ざわりのいいことばっかり言ってるのは、自分自身に対して卑怯だと、思うのです。
 もうコメントしませんね。読ませてもらうだけに致します。

http://shoubido.blog44.fc2.com/
投稿者:病院勤務内科医
はぁ、高齢者に安楽死ねぇ。
安楽死は自由と寛容の国で知られるオランダと隣国のベルギー、それにアメリカ合衆国のオレゴン州ではきちんと法律化されており、基準を満たせば安楽死は殺人にはあたらず正当な治療行為となります。
癌の末期とか、完治する治療法のない疾患の末期の患者が適応になります。
日本と欧米では死生観が異なりますが、いずれ日本でも安楽死容認でしょうか?
尊厳死ですら、もめているのにね。どうなることやら。

高齢者の安楽死是認って、ブラックジョークですね。
なにやら、ナチスドイツを思い出しました。
AutoPage最新お知らせ