がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
病院勤務内科医さま、おはようございます。

このような制度は「適当にみんなを納得させて」始めるような性質のものでは、断じてありません。制度を施行する側が「ここまでするか」というぐらいの念入りな制度設計と検討・検証を重ねて、誰もが文句を言えないだけのロジックを構築してから始めるべきです。

それを考えると、第三次試案の「最初の印象はなんとなく良くなったけど、読めば読むほどおかしな点が次から次に出てくる」というのは、第二次試案から「適当にみんなを納得させよう」という変更を加えただけだろうと、今は思います。

徹底して納得できる制度の構築ができるまでは、スタートさせるべきではないと思います。厚生労働省が適当な対策で第三次試案を出してきたのは、たくさんの人がこの問題について考え、いい加減な制度の見切り発車は認めないぞという世論が高まる意味では、良かったかな。

そこを狙った深謀遠慮が厚生労働省にあるとは考えていませんが。
投稿者:病院勤務内科医
>ここは急ぐべきではない。

hirakata先生、おっしゃるとおりです。
m3のニュースでは、日本麻酔科学会のワーキンググループは第三次(大惨事)試案に反対の答申を出したようです。
日本産婦人科学会はまだ検討中とのことですが、麻酔科学会の答申が影響を与えるでしょう(試案の反対の方向で)。
内科学会や外科学会、日本医師会以外は全部、反対声明を出したりして。

民主党の岡本議員は国会での議論で、第三次試案を今の国会に提出することは内容の点と時間の点で不可能と発言されています(産科医療のこれからの、ニュースから)。
あまりに現実離れした厚生省の発想、一部の患者団体、には呆れるばかりです。
マスコミもですも、同じです。

もっともWHOの医療安全のガイドラインも、某医師がm3のブログへの書き込みで紹介するまで医師一般には知られていませんでしたよね。
厚生省がわざと資料としていなかったのか、彼ら役人が全くの無知なせいなのか、知りませんが、いずれにせよWHOガイドラインに沿ったマトモな制度を考えないことにはお話になりません。
投稿者:hirakata
病院勤務内科医さま、こんにちは。

>バカな役所ではないと信じたい。
というのは、あくまでも「願望」です。信じているわけではありません。でも、もうちょっと何とかなってもらわないと困るな、何とかなる方向で努力してもらわないことには、日本の医療に未来はないな、という針の穴を通すような希望を込めてみました。

厚生労働省も、司法も、警察・検察も、医療機関も、患者も、それぞれ未熟なところがあるのだと思います。そのさまざまな欠陥を是正することなく、「厚生労働省の言うことにはみんなが従うべきだ」という思考で試案を考えるのなら、非の打ち所がない試案を出してもらわなければ成り立ちません。

ここは急ぐべきではない。

「これで打ち止めにしよう」というような言葉が(すでに出たような気もしますが)厚生労働省から出た時が、厚生労働省の墓穴が完成する時のような気がします。
投稿者:病院勤務内科医
>大半は共同通信の配信記事

共同通信のバカ記者は日本産婦人科学会の大惨事試案に対する声明を、間違った報道をして産婦人科学会から抗議を受けましたね。
この記者もWHOのガイドラインも欧米の先進国の取り組みも全く知らないし、理解すらできないのでそう。
いい加減な記事ばかり書いて、共同通信の医療問題記者は。
投稿者:病院勤務内科医
>バカな役所ではないと信じたい。
ばかな役所、そののもだと思いますが。
それを信じて大惨事試案に賛成する日本医師会、日本内科学会、日本外科学会をはじめとする臨床系学会もバカそのものです。
世界の標準となっているWHOのガイドラインから大きく乖離して医療安全にはつながらず、health care workerが自らの仕事に専心することを妨害するだけにしかならない、この案をつぶすしかないでしょ。

*医療事故報告制度、WHOガイドラインと厚生省案(ステトスコープ・チェロ・電鍵)
http://nuttycellist.blog77.fc2.com/blog-entry-856.html

*医療安全委員会をきちんと機能させるために ―WHOの勧告から―(産科医療のこれから)
http://obgy.typepad.jp/blog/2008/04/post-1341-29.html

*WHO - Draft guidelines for adverse event reporting and learning systems
http://www.who.int/patientsafety/events/05/Reporting_Guidelines.pdf
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