がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
堀口舞さま、こんばんは。いらっしゃいませ。

本の紹介、ありがとうございます。割と出て間もない本なんですね。大蔵省と厚生省(現在は財務省と厚生労働省)は、上手に医療費を抑え込み続けてきました。でも「どこまでなら抑えても大丈夫か」をわかっている人が誰もいないまま、抑え続けてきてしまったのが、今の窮状を招いていると思います。その分析ができていたら「毎年2200億円ずつ社会保障費は抑制」なんて言えるはずがないですもん。

このブログもそうですが、マスコミもこれまでの医療行政のおかしさに気がついて、何とかしなけりゃと言い始めました。読売、毎日、日経、朝日、テレビも日本テレビやテレビ東京系などは特集を組んだりしています。

「お医者さんはいっぱい稼いでるんだから、どこまでも働かせていいんだよ」という誤解(むしろ薄給で勤勉な医者がいるから今の医療が成り立っているんです)をあらゆるところで変えていかないと、日本の医療はそこら中で潰れて、全体としても壊滅状態になると思います。

これからもこつこつと、声を出し続けていきたいと思います。
投稿者:堀口舞
医療崩壊ー地域医療の崩壊は、今国民的な関心になっていると思いますが、わたしの知人の開業医の先生が最近、このテーマで執筆されています。
この本によると、その崩壊の主な責任は、医療行政の問題にあると指摘しています。つまり、医療費など年間2200億円削減のしわ寄せを、地域の医療現場に押しつけているとのことです。
このような、一開業の方々を含めて、現場の医療関係者から様々な議論が巻き起こってくることを期待したいところです。
『医は仁術か算術か―田舎医者モノ申す』(定塚甫著・社会批評社・1500円)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/80-9.htm

投稿者:hirakata
澤田石 順さま、おはようございます。

画期的な動きに出ますね。しかし国民の基本的人権を侵害する政策には、国を訴えるというのは筋が通っています。できることがあれば協力します。厚生労働省は何をやっても医師と国民は奴隷のように従うもの、という思い込みを正さなければ、どこまでも「ムチと鞭」政策を続けていくでしょうから。
投稿者:澤田石 順
5分ルール。行政庁による数値目標はただ一つの例外もなく、悪い結果をもたらすと思われます。行政庁によるマクロの観点での数値目標が「成功」した事例はおそらく一つもありません。社会保険庁の年金滞納率低下という数値目標の失敗がその好例(悪例)。分母および分子を操作することで、形だけ目標を達成しようとしますから、話になりません。あるいはごまかす。
 医師個人とか診療科が、自らの診療の質向上のために数値目標を掲げることは、おおむね良い結果をもたらすと思います。
 ここで私、どんと違った観点で提案します。厚労省の不当な施策を、言論の力とか証拠の力で是正するなど、できるものではありません。厚労省は公的医療支出抑制原理主義・財政中立原理主義に陥ってますから、行政の外部から強制する必要があります。議会は、診療報酬改定の一部を撤回するにはその能力に不足してます。
 したがいまして、行政事件訴訟法で国を提訴し、同時に行政不服審査法で厚労省に不服申立書を提出するのです。
 私は新年度の診療報酬改定における、リハビリを必要とする重症者の切捨て政策、後期高齢者に対する「丸め」政策に関して、3月5日の厚労省の告示・通知を確認。3月7日に弁護士さんと打ち合わせ。差止め訴訟をすることに決まりました。もちろん記者クラブで大々的に発表し、とんどもないスキャンダルだと事件性をアピールします。
 5分問題も、是非とも行政事件訴訟法と行政不服審査法を根拠として、やめさせる要求をするべきだと私は思います。
 これまでは診療報酬の官報告示の時点で、医療関係者は「あきらめて」ましたが、これからはどんどん法的手段に訴えていこうではありませんか。時勢は既に転回しております。さすがのマスコミも医療崩壊問題の原因が厚労省、経済財政諮問会議、小泉政権にあることに気づいておりますから。
SEE http://homepage1.nifty.com/jsawa/medical/


http://homepage1.nifty.com/jsawa/medical/
投稿者:hirakata
だいたいこの外来管理加算、どれくらい請求したらどれくらい査定されるのか。それも個々の患者さんについての査定ということになるわけだから、その患者さんが外来管理加算が取れる外来だったかどうかをどうやって検証するのか、査定する側の顔色を窺うのも、これまで以上に難しくなりそうですね。保険者側の思う壺?
投稿者:hirakata
ちょっちさま、こんばんは。いらっしゃいませ。

今の時点では、一番イケてないのが厚生労働省、その次が各政党という感じでしょうか。各政党の中でも人気取りなのか本気で心配してくれているのか、一部の国会議員が超党派で「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」を作りましたが、どれぐらい動いてくれるものでしょうか。期待はしてますけどね、一応。
投稿者:ちょっち
どの政党のサイトを見ても医療問題とくに5分ルールはでてこないです.医師自身の認識がおそかったように5分ルールの及ぼす影響についての予測は認識の共有がしにくいですね.
投稿者:hirakata
全国保険医団体連合会も、5分ルールを撤回するように要望を出していましたが、全く顧みられていないどころか「患者さんが診察室に入った時間から出た時間まで。看護師が対応していた時間などは含めない」とか、より厳しい具体的な記述になって帰ってきましたね。

保団連の要望書(2月10日)はこちら。
http://hodanren.doc-net.or.jp/iryoukankei/tyuuikyou/08kaitei/gaikan-yousei.pdf
投稿者:hirakata
れいさま、こんにちは。

まあ、お役所というのはそういうものなんでしょうね。それでも「自分たちは国民のために働く公僕である」という意識が少しでも前面に出ていれば、もう少しましな施策をやってくれそうなもんですが。こんな厚生労働省に足を引っ張られて底なし沼に沈んでいく運命の医療って、何だかとっても悲惨。
投稿者:れい
パブリックコメントで修正されるのは、自分達にとって問題が降りかかってくると判断される場合だけであって、降りかかるのが規制対象者側であればどんな問題があってもほとんどは修正されません。これはどんな分野でも共通しているように思います。
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