がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
matadokokadeさま、おはようございます。

「貧乏人は医者にかかるな!」は、書名で損をしているような気がします。もっとおだやかでインパクトのある書名にできたら、もっと読まれるのではないかと思います。まあ、ブームになれば多くの人が読むのでしょうが。

医療の問題は、ようやくあちこちで取り上げられるようになってきましたが、言われるとおりで医師不足を解消するのは、医療崩壊を最小限に食い止めるための必須条件の一つでしかありません。20年以上失策をし続けてきた厚生労働省の罪深さは、社保庁の年金問題など取るに足らないほどの大きさです。これを「みんなが満足できる医療・介護・福祉」に戻すことは、世界や日本の経済情勢も絡めて考えると、どうしても無理という結論になります。そうなれば、「どのあたりに妥協点を設定するか」ということになるでしょう。医療従事者にとっても利用者(患者)側にとっても、非常に不満なところが妥協点になることは、覚悟しておかないといけないでしょう。
投稿者:hirakata
christmasさま、おはようございます。

今かかっておられる病院は、ずいぶん頑張っていますね。「やり過ぎ」という見方もあるでしょうが、これは多分病院を守るためでもあるんでしょう。「説明した」「いや、されてない」という諍いを避けるための。

医学用語で話して、それに重ねて同じことを一般的なことばで言い直すのは、医学用語を覚えてもらって話をしやすくするという利点もありますが、実は次に同じ医学用語を使ったときにわからない顔をされたら「この人は医学用語がしみ込むのに時間がかかる人だ」という判断をするのにも使ったりしています。原因としては、そういうことばになじみにくいだけかもしれないし、理解力が不足しているのかもしれないし、病気と真剣に向き合う気がないのかもしれないし、という風に、その人をもう一段理解する助けになるように、考えてみたりもするんです。みんながみんなじゃないですけど。
投稿者:matadokokade
先生、おはようございます。法律の世界でも、裁判員制度に備えて言葉の言い換えに取り組んでいるくらいですから、医療の世界も少しずつ変わっていくべきなんでしょうね。

昨日、「貧乏人は医者にかかるな!」(永田宏著)を読んでみました。医師不足という点から論じていますが、「医師を増やす」ことで解決するわけでなく「医師を増やす」のはその第一歩みたいですね。医療問題は「解決できるかどうか」ではなく「どこで踏ん切りをつけるか」という問題なのかなあ。

http://piazzacapitanato.at.webry.info/
投稿者:christmas
 十数年前から同じ病院にお世話になっていますが、最近は医師が専門用語ばかりにせず、患者にわかりやすい説明を心がけているように感じます。
 その一方で、ネットなどで医師と情報を交わしたりと、医学用語の知識を持つ患者も出現しました。「この医者は私のことを馬鹿だと思ってるんじゃないか」といぶかるのは、こんな場合でしょうか(笑)。
 こちらの病院では、担当医が医学用語を複写紙に書き出し、一枚を患者に、もう一枚は医師が保管、「○日に説明しました」という記録にしています。親切だとは思いますが、やり過ぎ(笑)。患者がメモを取ればよいだけの話です。
 医学用語でまず話して、それに重ねて同じことを一般的な言葉で言い直すのは、患者にとって記憶しやすい方法です。メモを取ったら、先生はうまくいったと思っていいですよ。
 
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