がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

カレンダー

2019年
← June →
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

過去ログ

カウンター

  • 本日のアクセス  
  • 昨日のアクセス  
  • 総アクセス数      
RSS
投稿者
メール

 
コメント
URL
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。
投稿者:hirakata
信州人さま、おはようございます。

世界のパンデミック対策を頑張っているWHOメディカルオフィサーの進藤奈邦子さんも「パンデミックになったら診療しないなんて悲しい」と言っておられますし(日経メディカルオンライン1月24日号)、実際日本の医療従事者は「巻き込まれたくない」と思いつつ危険を承知で頑張る人が多いでしょう。マスコミも「パンデミック」ということばを使って、新聞でもテレビでも周知に努めていますね。知っておくこと備えておくことは大切です。

余談ですが、大流行で犠牲者が多く出ても「外出禁止は経済に打撃」なんてことをほざく経済人がいたら、それはここまでの「医療の敵」と同一人物であることでしょう。
投稿者:信州人
平方先生、こんばんは

タミフル登場の2000年NEJMで、シーズン終盤には耐性ウイルスが20%近くになることが報告されていたと記憶しています。但し、これらは病原性を持たないのではないか、という話もありました。2月15日付のCDCでは米国のH1N1で8.1%がタミフル耐性、H3N2とB型では耐性が確認できなかった、となっています。

パンデミックは鳥インフルエンザがヒトインフルエンザと融合した場合と、鳥インフルエンザが直接に人間への感染性を獲得した場合に起こり、1918年の大流行は後者(ハイブリッドよりも毒性は高い)であったとのことです。近い将来に大流行はおそらくアジアで始まるでしょうし、現在の状況からインドネシアは最も危険であると思います。

流行が確認されたら原則外出禁止になるのでしょうが、医者は自宅に閉じこもることは許されないと思われ、尊い犠牲がでることは覚悟しておく必要があるのでしょうね。そういえばSARSが騒がれた時には某大学病院で呼吸器内科とともに外来対応するように命ぜられ、同じような覚悟をした覚えがあります。
AutoPage最新お知らせ