がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
マイツールさま、こんにちは。

毎日新聞の記事はまだいい方ですね。時間が取れたら記事として取り上げたいと思います。

国はこの期に及んでも「フリーアクセスの制限はしません。高齢者担当医以外にかかってもいいし、担当医を変更するのも結構」と、わけのわからんことを言っています。で「フリーにしていたらこんなに医療費がたくさんになってしまって負担する高齢者自身も大変でしょ。だからアクセス制限を厳格にします」という方向に持っていくのかもしれません(ここまでの準備があまりに足りなすぎて、厚生労働省がどこまでこの制度について真面目に考えているのか、さっぱりわからなくなってきました)。
投稿者:マイツール
平方さま、おはようございます。

来月からいよいよ始まる後期高齢者医療制度。
ようやく、メディアでもちらほら取り上げられるようになりましたね。

本日(3/24)の毎日新聞でも、これまで75歳以上は資格証明書の発行対象外だったのを発行する方針に転じた理由として「新制度ではこれまで子どもなどに扶養され、保険料を払わずに済んでいた約200万人も新たに保険料を負担しなければならず、未納者が増えかねないとの危惧が背景にある。」
と後期高齢者医療制度の問題点を指摘しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080324-00000007-mai-pol

が、私はもっと根深い問題があると思っています。

同日の毎日新聞掲載の野坂昭如さんエッセー「七転び八起き」で、
「日本は世界最長寿国である。人口の3分の1を高齢者が占めれば国は滅びる。日本は今、寸前にいる。四月より75歳以上を対象とした後期高齢者医療なるものが発足し、日本は超高齢時代へ進もうとしている。高齢者医療制度により、在宅医療を行うしくみが整備されてきた。まことに結構なことだ。家庭において病院と同じ条件での医療が認められればこれにこしたことはない。」

野坂さんは、後期高齢者医療制度の始まりを「在宅医療を行うしくみが整備されてきた。」と捉え「まことに結構なことだ。」と述べています。

市政だよりと共に渡された後期高齢者医療制度のパンフレットには、野坂さんがバラ色の制度だと勘違いするにふさわしい記述だらけです。

私はそのパンフレットを見て、いかがわしい健康食品関連のパンフレットを想起してしまいました。

戦時中に大本営発表を信じ、お上から裏切られたと憤りを抱え、その手の情報には容易に惑わされない術をお持ちであろう野坂さんでも、こういった状況です。

野坂さんが言うように「人口の3分の1を高齢者が占めれば国は滅びる」のではない。
騙し騙され、全ての事象に対し懐疑的に生きなければいけない今の現状が、国を滅ぼすのだと私は思います。
投稿者:hirakata
マイツールさま、おはようございます。

日本の国会議員も中央省庁も地方行政も、有象無象の集まりというか、仕事をきちんとしている人の数が少なすぎます。それに加えて目くらましの話題や議題を提供する人がいて(今回のロス疑惑再燃がそうかどうかはわかりませんが)有象無象がそれに引っ張られて大事なことから気を逸らされてしまう。で、少し経つと日本人は何が大事な問題だったのかを忘れてしまいます。

米国を中心として世界全体がバブルを支え続けないと壊れてしまう「世界一蓮托生構造」に付き合い続けることと、日本が没落してその構造から外れることのどちらが幸せかと考えたら、後者の方が幸せかもしれないと思ったりもします。日本が地に足のついた生活で自立していけるのが最も望ましいのはもちろんですが、そこに立ち戻るにはずいぶん壊れすぎてしまったし、日本も地に足がついていない経済構造にはだいぶ加担してしまったし、難しいだろうと思います。

また情報がありましたら教えてください。ではまた。
投稿者:マイツール
平方さま、こんばんは。

毎日新聞の新聞時評で、千葉悦子さん(福島大学教授)が、個別の論点にも踏み込んだ記事の掲載を求めたいとして、「この4月から始まる後期高齢者医療制度(75歳以上を対象とし、年金から医療費天引き、保険料を払わないで済んだ被扶養者にも保険料負担が生じる)の問題点などを取り上げてほしい。無駄な道路建設どころではないというのが庶民の切実な声ではないか。」と訴えておられます。
やっと新聞に後期高齢者医療制度の文字が出てきた感じですね。

先に「今を生きている者の責任」と申しましたが「気付いてしまった責任」というのも最近強く感じています。

今日本のマスコミでは、ロス疑惑事件の再来で大盛り上がりです。これで当分日本では国民が本当に知るべき情報から遮断されます。
毒入りギョーザ事件に続いてこうまであからさまなことをやってくる輩を思うに、平方さまのおっしゃるように本当に間に合わないかもしれないなと思ってしまいます。
自分たちの予定より早まってしまったサブプライム問題で大慌てな輩は、次に何を仕掛けてくるのかわかりません。
輩が日本資産を略奪しようと画策している間に日本を立て直さなくてはと思っていましたが、その前にクラッシュするかもしれません。
国会予算編成時期、日銀総裁人事、米軍人暴行事件&イージス艦事故(日米安保再考の機運封じ)と表に出ている案件だけ見ても、ロス疑惑復活が何を意図するものか言わずもがなですよね。

ミクロもマクロも忙しいです。何とか踏ん張らなくてはいけませんね。
平方さまもお仕事がんばって下さい。
投稿者:hirakata
マイツールさま、おはようございます。

地元市議会への働きかけ、頑張って下さい。他の地方議会でも反対の意見書を採択するところが急増していることが伝われば、動いてくれるでしょう。

窓口の女性職員から「裏ワザ」ということばが出たというのも、すごいですね。電話の男性職員の対応は昔からある「お役所の対応」ですが、国がこんなことをやっているのに、住民に直接対応する地方公務員もその手先みたいな態度では、どんどん住みにくい国になってしまうでしょうね。女性職員のような公務員がいたことが、せめてもの救いというか何というか。

「今を生きている者の責任」という点に共感します。今を生きてはいるけれども、生きるだけで精一杯とか、生きるためにどうするか考えるだけでイライラせざるを得ない人がいっぱいいて、そういう人が「将来は少しは明るいかも」と思えるような日本に戻していくためには、何かできる人ができることをやらないと、と思います。頑張りましょう。
投稿者:マイツール
平方さま、こんばんは。

「どんどん弱者になってしまいそう」というのは鋭いご指摘だなと思います。
いくらお金に捕らわれない生き方と言っても、資本主義経済の中でそれを叫んで共感してくれる人は少ないでしょう。
どういうふうにすれば、社会そのものの考え方を変えられるかは大変難しいことです。それを承知で腹をくくっているのですけれど、なかなかどうして。(笑)

広義の政治活動というご指摘も当っていると思います。
最初は政治とは距離を置いて活動したいと思っていたのですが、政治を無視して社会的枠組みを考察するのは無理なことに気付きました。
後期高齢者医療制度の問題点についても、今月から始まった地元の市議会で取り上げていただく予定です。
国の施策に対して地方自治体が抗う事には限界があると思いますが、高負担になる社会的弱者に対して緊急避難的な緩和措置を検討してもらえたらと願っています。また、中央官庁から睨まれるかもしれませんが、負担減になる裏ワザを積極的に市民に教示してもらえたらと思います。

実際、後期高齢者医療制度の件で窓口に行った時、対応してくれた女性職員の口から「裏ワザ」なる言葉が飛び出しました。
電話で話した時の男性職員の対応は悪かったのですが、窓口の女性は大変親切で、後期高齢者医療制度の開始準備にとてもご苦労されていらっしゃるようでした。
「年寄りは死ねって言うことか!」と罵声を浴びせられる事は日常茶飯事で、「保険料が年金から強制的に天引きされるのを阻止する方法はないのか」という問い合わせが一番多いと言われていました。
私が「大変ですね。」とねぎらいの言葉をおかけすると、「それも仕事のうちですからね。」と達観されたご様子でしたが、結局は一番末端で働く人が国民の悲鳴を受けとめなければいけないのです。その方が嘱託職員だったら、苦情係の様相を呈した職場に見合う賃金ではないですよね。

隣接する年金窓口では、男性の高齢者が大声で怒鳴っていましたし、「貧すれば鈍す」と申しますか、区役所は世情の暗さを物語る惨状でした。

平方さまのおっしゃるとおり、間に合わないかもしれませんが、今を生きている者の責任
(というか殆どマスターベーションのようですが)として、あがいてみたいと思っています。
投稿者:hirakata
マイツールさま、こんにちは。

社会体制を「○○主義」と言い表すと、宗教か政治活動だと思う人は多いですね。広義の政治活動にはなるかもしれませんが。地球主義は、資本主義社会の中で一人でやっているとどんどん弱者になってしまいそうな弱点があるように思います。そうならないためには、社会そのものの考え方を大きくかえていかないと、良い方向へは向かわないのではないでしょうか。基本的な考え方には賛成です。できるだけわかりやすく理念を説いて、マイツールさまの「同調者」や「亜流」が林立するようになると、日本が変わるかもしれません。でも間に合わないかも、とも思ったり。
投稿者:マイツール
平方さま、こんにちは。

唐突な発言で申し訳ございませんでした。
地球主義社会は平方さまのおっしゃるように「共にずっと生きていけるように協力し合う社会」というようなイメージですね。
それと同時に、お金に捕らわれすぎない社会になったらなとも考えています。
地球主義社会概論なるものを書いて、今年からご縁のある人にご説明したりしているのですが、布教活動と間違われたりして、なかなか生き方の提案って難しいですね。

社会貢献を行いながら食べていく方法として、NPOに期待をしていたのですが、認可制度の下でのNPOには限界がありますね。

しかし、今の若者が「希望は戦争」というような物騒な発想を持ちえない社会的枠組みを提案する事が急務であると私は思っています。

後期高齢者医療制度から外れたコメントになってしまい、大変失礼致しました。お詫び申しあげます。
投稿者:hirakata
マイツールさま、こんばんは。

医療などに関しては、資本主義や市場原理主義で進むことは、不幸な人を増やしてしまうので望ましくないと考えます。米国の保険会社が医療を牛耳る仕組みなどを見ていると、日本の社会保障を米国のようにしてしまっては、将来日本はどんどん「生きにくい」国になってしまうでしょう。

地球主義社会は、書いていただいたことを読むだけでは今一つ理解できませんが、共にずっと生きていけるように協力し合う社会というようなイメージでしょうか。地球を救うとかエコロジーとかいう人の中にも、結局はいろいろ「エゴ」が混じっている人をみて、わけがわからなくなっている今日この頃だったりします。
投稿者:マイツール
平方さま、こんばんは。

そもそも国は、国民から信用してもらおうとは思っていないでしょう。所詮ミカワ屋ですから。(笑)

私は仕事柄、企業トップと商談する事があるのですが、以前日本の大手保険会社の幹部と話したとき、「保険の契約条項は何故あんなに複雑なのですか?もっと分かりやすくした方が顧客満足に繋がりますよ。」と言ったところ「顧客が電卓たたいて分かるような仕組みにしたら誰も保険に入らなくなるよ。」と真顔で言われました。
つまり、わざと分かりにくくして、不当な益を稼いでいるという事です。

私はこの時悟ったのです。最早日本の資本主義社会は限界だなと。
志を伴わない経済活動に明日はありません。早晩、その幹部がいるような保険会社は破綻するでしょう。
そして残念ながら、現代の日本企業経営陣に、「右手に論語、左手に算盤」と言った渋沢栄一さん(明治・大正の大実業家)のような人物は見当たりません。

国民が今の政治家に弱者救済を叫ぶ度、私は事の本質を探るのです。
日本は資本主義社会です。資本主義とは「生産手段が少数の資本家に集中し、一方で自分の労働力を売るしか生活手段がない多数の労働者が存在する生産様式」とカール・マルクスは定義しました。
それを踏まえると、資本主義社会は言うまでもなく資本を主義とする社会ですから、政治家が資本家を優遇する政治を行うことは必然です。
今の日本国民が行うべきことは、天に唾を吐くように政治家や官僚を糾弾することではなく、この資本主義社会を疑うことではないでしょうか。もっと良い社会的枠組みができないか考えることではないでしょうか。

私はポスト資本主義社会として「地球主義社会」を提言しています。
カール・マルクス流に説明すれば「志を同じくする者たちがあらゆる知力を持ち寄り、その知力をもって社会に貢献することにより生活手段を得る生産様式」です。
地球主義社会では、国益より地球益が優先されます。二元論から脱却します。共存共栄から共存共生へ舵をきります。あなたの幸せが私の幸せだと思います。

私は今年から資本主義社会とは違う枠組みを考えるべく行動しています。しばらくはカスミを食べていかなければなりませんが、未知への旅は結構スリリングで楽しいです。
平方さま、旅の道連れ歓迎しますよ。
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