がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
4sさま、こんにちは。
1)の手術については、根治を求めた手術ではなく、失血死を避けるための姑息的手術ではないかと思います。
2)はそのとおりですね。3)も、なぜなのかはよくわかりません。
緩和医療については「当時としてはよくここまで」と思うような、絶妙な薬の調節をしています。私が見る限りでは、この時の麻薬投与で命を縮めた可能性はないと判断します。

病院がこの報道と提訴で倒れないために、職員にも周辺住民にもきちんとした説明が必要だと思うのですが、今のところアピールが弱いかなと感じています。職員が「ここは駄目な病院」と思ったら、おしまいですよね。
投稿者:hirakata
Med_Lawさま、こんにちは。
たしかに、この事案をよく弁護士が取り上げたなという印象です。当事者の一部なので、これ以上は書きませんが。今回は、地元の人に影響が大きい「長野日報」が、このような報道をしたことの方が、病院にとっては大問題だと思います。院内には「このような報道がされましたが、心配ありません」のような印刷物が配布されましたが、病院が倒されないためには、病院が公式コメントを発表するべきですね。原告の本当の目的が勝訴ではなくて、病院を貶めることだった場合には、作戦は大成功ですね。
投稿者:4s
この件で疑問点をあげます。
1)大量の下血があった時点で早期とは考えられない。84歳の進行胃癌患者に手術適応があると考えられたのか?
2)同じ84歳でも、個々人のPSには大きな隔たりがある。胃透視でバリウムを誤嚥するような患者はとてもADLが高いとは思われない。
3)何で10年経過しての提訴なのか?
その他に関しての印象は平方先生のお書きの通りです。緩和医療の捉え方だけでも、麻薬に対する偏見と悪意を感じる報道です。

職員のモチベーションは確実に下がるでしょう。ナイーブな職員は、辞めるかも知れない。
それでなくても、地方中核病院は、人員不足、過重労働で息も絶え絶えの現場じゃないですか。
そんなに医療崩壊の後押しをしてくれなくてもいいんですけどね。>>長野日報
投稿者:Med_Law
もし原告が『医療事故』を死亡から訴え続けていたとしたら、”事案の内容によっては、3年立てば不法行為請求権につき時効が成立している可能性があり、20年たてば、時効とは関係なく、不法行為による請求はできない。(URL参照)”

さてこの訴訟である

”○○という医療過誤をしたから死亡した”というのは時効に引っ掛かっている可能性が大

自己決定権等の慰謝料は、認められても200万円
だけど、家族への慰謝料とは認められない

慰謝料2000万円!
これはトンデモない金額であることを知るべし
普通のサラリーマンの税引き後手取りの5年分以上かもしれない
重度の癌患者の緩和医療の稚拙をダシしても、暴力団さえ出すのを躊躇う金額だろうと思う

変な和解金で手を打たないよう、病院の受けた風評被害に対する損害賠償を新聞社に求めながら、病院の玄関に”こんなトンデモ患者家族が訴えているが、病院には責はない。言い掛かりであり不当である”と張り紙を刷るべきだろう

この手の患者家族は味方の弁護士の説得にも応じず訴訟をしている可能性が大
相手も本気で戦うとは思えないが、問題はマスゴミ
知能レベルの低さには呆れかえる

訴状だけで報道するという拙速な態度は、いくらニュースという新規性を売り物にしているとしても、自分たちの報道姿勢の稚拙さ、信頼性の毀損の程度が激しいのではないのか?

マスゴミが情報発信能力を問われる時代になってきているのに、まだまだ自覚が乏しいようだ



www3.ocn.ne.jp/~mmic/008giwaku.htm#03
投稿者:hirakata
うろうろドクターさま、こんばんは。
この事例があったのは、鎌田先生がまだ院長だった頃で、今回原告になった人とも、鎌田先生が直接会って話をしているはずです。その時は提訴に至らなかったのですが、今回なぜ提訴に踏み切ったのか、私にはよくわかりません。

鎌田先生は、おそらくこの提訴にびっくりはしないと思います。ある程度の大きさの病院ですから、院長時代にも訴訟に対応することは何回かあって、一つ一つに誠実に対応していましたが、いってみれば百戦錬磨の強者です。

それよりも、このような報道によるイメージダウンの方を、より心配されるのではないかと思います。信濃毎日新聞は報道の危険性をある程度わかった記事の書き方ですが、長野日報の書き方は地域医療を破壊します。そのことに気付いてもらえるように、一応「ご意見メール」は書いてみました。
この訴訟を耳にして、
生涯を地域医療・高齢者医療に捧げた鎌田先生は
さぞかしショックを受けられていることでしょう…

こんなトンデモ訴訟が連発するようでは、
これからの医療は、患者のためではなくて、
訴訟を避けるためのものになっていくことでしょう。

マスコミはこういう悪意のある記事が、
地域医療を破壊していることに
気付いてはいないのでしょうね…

http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000
投稿者:hirakata
とおりすがりのななしさんさま(重ねると変?)、こんにちは。
マスコミは強大な権力ですよね。その力をよくわかっていないのに、十分な判断力のない記者が何となく記事を書き上げてしまう。その責任の重さ、影響力の大きさをきちんと認識できた人だけが記事を書けるようにしないと、マスコミに人生を台無しにされる人は減らないでしょう。

ssdさま、こんにちは。
こういう記事を見ていつも思うのは「この記者は何のためにこの記事を書いたのだろう」ということです。「スクープをものにしたぜ」みたいな自己満足が、記事を出す大きな原動力になっているのではないかと疑っています。そういう意味でも、あとから付け足した信濃毎日新聞の記事は、双方の言い分を書いていて、原告の言い分はそのことがわかるようにしてあるので、昨日の長野日報より良く書けた記事だと思います。これでも風評被害が生じる可能性は十分ありますが。
投稿者:ssd
簡単なことなんですよ。

「提訴」の段階でニュースにするなと。
判決が出たら、かきゃいいだろと。

提訴の段階で書けば原告の言い分しかかけないのは小学生だってわかることです。
いつもいつも馬鹿の一つ覚えみたいに、「訴状を受け取っていないのでコメントできない」とか書く記者は自分の仕事が恥ずかしくないのか。
投稿者:とおりすがりのななしさん
僕は、マトモなヤツ?が、
すりきれて、つぶれていくのを、
一番望まない

部外者の、素人だけど

マスゴミは、一度、自分たちが、事実を伝えているのか?、という、本質に戻った方がいいと思う
なぜなら、まだまだマスゴミ?の、影響力は、小さくないから

伝聞、と、事実、は、イコールではない
そのためには、マスゴミが、自分たち自身が偏見の塊、の可能性があることを、常に念頭に置かなければ
投稿者:hirakata
orzさま、れいさま、ssdさま、こんにちは。

今日の「信濃毎日新聞」の記事を追加しました。こちらはまともです。信濃毎日新聞は、この提訴を記事にするかどうか判断しかねていたところ長野日報に先を越されたので、慌てて出したようです。その割には信濃毎日新聞の方が数段まとも。
でもこれだけ諏訪中央病院を悪し様に罵る記事を出したのですから、長野日報にはそれだけの自信があるのでしょうね。根拠のあるなしにかかわらず。これからの展開は、どうなることでしょう。
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