がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

カレンダー

2019年
← December →
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

過去ログ

カウンター

  • 本日のアクセス  
  • 昨日のアクセス  
  • 総アクセス数      
RSS
投稿者
メール

 
コメント
URL
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。
投稿者:hirakata
西島英利参議院議員(自民党)のホームページを見ると、「行政処分に当たっては、医師等に対する再教育や医療機関におけるシステムエラーの改善に重点を置いたものとする。」などと書いてはあります。でも事故調の報告書は民事でも刑事でも使われるということなので、自分で自分の首をしめるシステムであることは間違いなく、2つ下のコメントで書いた懸念は払拭されません。
投稿者:hirakata
あ、一つ忘れてました。病院が薬を買う時にはやかましく言われる薬価差益ですが、病院の外にある院外薬局は値引き交渉オッケーらしいという話を聞いたことがあります。薬剤師会は非常に政治力を高めつつあるようです。でなきゃ、医療費削減医療費削減と言い続けているのに、病院でもらうより高い院外薬局の薬をもらうように国が誘導するのって、筋が通らないでしょう。
投稿者:hirakata
れいさん、こんばんは。
医療事故調は、当初は航空事故調と同様(日本のそれはあやしいですが)調査に協力した当事者の罪は問わないという構造になるはずでした。それでなければヒューマンエラーがあっても患者に不利益が及ばないシステムは構築できないからです。ところが話をしているうちにどんどんおかしなことになってきて、日本医師会も先日その「おかしな論調」に同意してしまったりしたもんだから、結局医療従事者に強いストレスをかける仕組みになってしまいそうです。何をやっているのやら。
座長が大村秀章議員だというのも、自民党は本当に人がいないんだなと思うような人選です。ご本人には大変失礼だとは思うんですが、この人の発言にこれまで「さすが」とか「なるほど」と思ったことは1回もなく、逆に「ここでそれを言わなきゃいいのに」とか「失礼な態度だな」とか「何を逆ギレしてるんだ」というような場面は何度も見ています。この人が何かの専門家になるのは、今の流れからは難しいのではないかと。
「医療崩壊」などを書いている虎の門病院の小松秀樹先生は、あまりのひどさに「小松秀樹が語る『日本医師会の大罪』」という文章を、日経メディカルに寄稿しています。医療崩壊を加速してどうするんだと思いますが、それが今の自民党クヲリティ。
投稿者:れい
先生、判りやすい回答ありがとうございました。

別件ですが、本日の読売新聞のニュースです。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071130-OYT8T00055.htm
ものすごい機関が設立されるんですね。
自分で自分のミスを告発させて、その調査内容で行政処分の判断をしたり、さらに損害賠償の証拠にまで使われるとなれば、自分で自分の首を絞めるようなことになるわけですね。これでは益々医師の成り手はなくなるんじゃないでしょうか。
投稿者:hirakata
れいさま、こんにちは。
この答申のとおりに内閣が「下げない」改定率を出してくるかどうかが、この国の行方をある程度決めると思います。「引き下げ」なら医療には絶望が広がり、医療壊滅確定でしょう。妥協点として据え置きあるいは微増になったとしても、その後2年で多くの医療機関が持ちこたえられなくなります。そのへんも考えて日本医師会が出した数字(5.7%増)は、全然顧みられていませんねえ。かわいそうに。いい仕事したのに。

薬価差益とひとくくりにされるんですが、これはゼロにすると病院が毎年数億円の損失を抱えることは、あまり知られていません。薬価差益ゼロということは、病院が買った値段でそのまま病院から出て行くということですよね。買ったすべての薬剤が100%無駄なく患者さんに投与される場合にはそれでもいいですが、調剤時に生じる無駄(粉薬なら機械に残る分とか、錠剤なら分包器の中で壊れる分とか、汚れて使えない分とか)や、箱で買って期限内に使えなかった薬とか、入院患者さんに処方したけど途中で不要になった分とか、そういう部分が必ず出ます。そのへんのコストを減らすように努力はしていますが、どうしてもゼロにはできません。そして、その損失は診療報酬の他の部分では全く補償されていません。つまり、薬価差益(イコール悪)といわれている金額の一部は必要経費に充てられているため、ゼロにすると病院は相当苦しくなるのです。薬価差益がないと「普段は必要ないが、必要となったら△△分以内に投与しなければならない」という薬の在庫を持つことすら不可能になります。薬価差益はゼロが理想というのは、製薬業界と薬流通業界の利益確保のための方便の意味合いが強いと見ています。(それと、医療機関の収益は限りなく減らそうという勢力の陰謀)
投稿者:れい
答申は減額はしないが、経済界が求めた「据え置き」と医師会の「引き上げ」の両論併記のようですね。
薬価は1%程度の引き下げですが、実勢価格との差が6.5%あるとのことですから、薬価はまだ引き下げ余地があるんじゃないでしょうか。素朴な疑問です。
AutoPage最新お知らせ