
4月18日(水)午後6時半から長野市松代文化ホール(写真)で、「羽仁知治&井手麻理子『童謡からはじまるコンサート』」というコンサートがあり、聞きに行きました。

今年は童謡を世に広めた文芸雑誌「赤い鳥」が1918年7月1日に発刊されてから100年ということで、「童謡100年の年に童謡のふるさと松代で」という副題がついています。今日のコンサートが皮切りで、5月16日には「tipusipúca+」、6月13日には歌唄いの川口京子さんのコンサートがあるそうです。
井手麻理子さんといえば、1999年にフジテレビ系で放送されたドラマ「危険な関係」の主題歌「There must be an angel」(ユーリズミックスのカヴァー)で有名な歌手。そしてピアノは、私が中学・高校と通った自由学園の1年先輩の羽仁知治さん。こりゃ聞きに行くでしょ。
コンサートは「ゴンドラの歌」(♪命短し 恋せよ乙女〜)から始まって、「故郷(ふるさと)」(♪うさぎ追いしかの山〜)とか、江利チエミの曲やカーペンターズのカレン・カーペンターの曲(いずれも井手麻理子さんがカヴァーアルバム出している)、オリジナル曲、ジャズのスタンダードなど、色とりどり。
第2部のはじめには童謡「夕焼け小焼け」を、羽仁知治さんがレクチャーしながらさまざまなアレンジで演奏し、井手麻理子さんや会場の人たちがそれに合わせて歌うという「レクチャーコーナー」も。ブルースアレンジなんて、原曲何だったっけみたいになりましたが会場は盛り上がってました。あと1年前から始めて今日がステージ初公開という井手さんのウクレレ演奏も聞けた。
松代文化ホールのピアノは、なんとオーストリアの名門ベーゼンドルファー。弾いている羽仁さんは気持ちがいいようで、井手麻理子さんから「いつもより音数が多い」「いつもよりソロが長くなってる」と言ってました。
さまざまなジャンルの曲を、羽仁知治さんの全ての指先に神経が行き届いたピアノと井手麻理子さんの伸びやかなヴォーカルで、存分に楽しむことができました。いい時間が持てて、幸せでした。

終演後、羽仁知治さんといつものポーズで記念写真。

楽屋にも押しかけて、井手麻理子さんとも写真を撮らせていただきました。井手麻理子さんは、自由学園が持っている那須農場(栃木県)でもライブをして下さったことがあって、少なからぬご縁がありがたいです。
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