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1年前に買ったデジカメCANON IXY210ですが、扱いが雑だったのか電源を入れてもレンズカバーがちょっとしか開かないようになり、写真が取れないので分解してみました。ちょっと手間取ったけど直ったので、誰かの役に立つかもしれないと思って一応記録。

電源を入れてもレンズカバーが2〜3mmしか開かなくなり、押さえている丸い部品(一番左)を外したら、いきなりこんなバラバラ事件に。

押さえている丸い部品が、力がかかって歪んでしまったのが原因のようでした。これを平らにするのは、すぐ完了。

さて、どの部品がどのように組み合わさっていたのか、さっぱりわからん。

黒い丸い輪っかは、まずここに収まるんだろうなと推理。

電源入ってない時にレンズを守るシャッター部分は、かなり絶妙な噛み合わせになっている様子。

こんな風に収まるのが正しい位置とは思ったものの、バネを2つ引っ掛けながら定位置に収めるにはどうしたものか。

まずはレンズのカバーがばらけないように、メンディングテープで一体化。

黒い輪っかには、この位置にバネが付きます。

レンズのカバー群には、この位置に。

裏返して、こんな感じのまま引っ掛けて収めるにはどうするか思案。

裁縫用の縫い針で引っ張ってみるというのに挑戦。

片一方(左)は引っかかったけど、反対側を無理なく引っ掛けることができない。

そこで思いついたのは、もう一つの裁縫道具「木綿糸」。これをバネの先端の輪に通してみました。

定位置に収めると、なんとなく上手くいきそうな予感。

カバーを押さえながら、糸も押し込みながら、狙う方向にそーっと引っ張ると、

引っ掛かった!

反対側も4回目ぐらいで引っ掛かって、定位置に収まったことを確認して糸を抜きました。

押さえの丸い部品も定位置に戻して、そーっとテープを剥がすと、

修理完了。美しい。

電源を入れたら、故障してたのが嘘のように元通り。
修理に出すとお金かかるかなというのと、プロでも結局同じことするんだろうなというのと、構造には興味があるのでやってみました。真似して上手くいかなくても、当ブログでは責任は持ちません。
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