詐欺メールというかフィッシングメールというか、いろんなのが来る。フィルターで弾かれているのもあるだろうから、フィルターかけてないとどれくらい来ているんだろうと思う。今日来たのは、これまでの中で一番巧妙だった。

内容は「私のiCloudにiPhone 5でログインした」というもの。しかもジャカルタで。不正にアクセスされたのなら、個人情報を盗まれたりしないか心配になる。
これまでのものに比べて巧妙だなと思ったのは、
1)状況の設定。
iCloudのアカウントを持っている人は、それなりにいる。Macintoshを持っていなくても、iPhoneを持っている人はものすごくたくさんいる。「騙されないために確認してください」という設定になっているところが、上手いなと。
2)アップルのロゴなどがある。
これまでのアップル社を騙る詐欺メールは、ほとんどアップルのロゴがなかった。今回はアップルのロゴ、twitterやfacebookなどのロゴが入っている。しかもそういうところのリンクは、正しいリンク先。
3)日本語が割とまとも。
これまでの詐欺メールは、外国語を翻訳ソフトや翻訳サイトを通しただけみたいな「おかしな日本語」が多かったが、ややおかしなところはあるものの、ほとんどがまとも。
さて、騙されないための第一チェックポイントの「リンク先」を、カーソルを合わせて表示させてみた。

←ここでリンク先が「apple.com」などの正規のURLじゃないのは、基本ぜ〜んぶ「ニセモノ」です。
一応確認のために自分のiCloudのアカウントと、認証されているデバイスなどを確認してみましたが、iPhone 5がログインした形跡はありませんでした。iPhone持ってないし。
このフィッシングメールがどれくらい悪質なものかは不明ですが、メールとしてはかなり巧妙になってきています。騙されないように、ご注意下さい。
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ちょっと前にはこんなのも来ていて、設定は上手いけど「親愛な」で途切れていたり、最後が「よろしく」となれなれしかったり、まだまだだなと思っていたら今日のメール。もっと巧妙なのも出てくるだろうから、用心しないと。
↓このメアド欄はセキュリティが低そうなので、書かない方が無難です↓