
月曜日の午前中、仕事の合間に今年度の健康診断を受けました。
場所は、愛和病院の南棟にある健診センター(写真の1階部分)です。上に見えているのは、道を跨いで北棟と南棟を繋いでいる渡り廊下。
項目は、一般的な血液検査、身体計測、血圧測定、胸部X線、心電図、視力、聴力、胃カメラといったところ。
5年前の健康診断でLDLコレステロールが高いと言われ、1年間健康的な生活を頑張ってみたけど4年前にはさらに上がっていたので、「こりゃそういう年頃になったんだな」と思って薬を飲み始めました。その後だんだんと、耳鳴りが少なくなったり、突発性難聴が起きなくなったり、冷えた足で風呂に入った時に足の指が白くならなくなったりしたのは、薬の効果なのかもしれません。
「コレステロールは、たとえ悪玉でも高い方がいい」とか「高くても治療するな」という言説をよく見ますが、そういう話を信じる人に無理に飲めとはいいません。自然のままが一番いいなら昔の人の方が長生きだったはずだけど、そうじゃない。私は飲んでいても特に悪いことは起こってないのと、効果がありそうな気がするので続けています。自分の体を使った、一つの賭けです。
私は健診の時はいつも血圧が高いです。「しばらく休んでください」と言われ、休んでもさらに高くなっていたりするので、自分は高血圧なんだろうなと思っていました。でも仕事の合間とかに測るといつも正常値なことがわかり、自分でいつも白衣を着て、白衣の人に囲まれて仕事をしているくせに、いわゆる「白衣高血圧」らしいです。これもそのうち薬を飲むかもしれませんが、今のところ自己責任で飲まずに様子を見ています。
検診の最後は胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)。のどの麻酔をしていたら、横にあるパソコンからモーツァルトの合唱曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が流れてきました。この曲大好きで、最初に出会ったのが東京カテドラル聖マリア大聖堂で天野貞祐先生の葬儀で歌った時、以後大学のオーケストラのアンコール曲の定番でもあり、モーツァルトの時代にこれだけ自由にきれいに展開・転調していく曲を作るのはすごいなと、いつも思います。
ちゃんとした結果が出るのは後日ですが、とりあえず今日の時点では大きな病気は見つからなかった感じです。ま、隠れている病気とか、健診と健診の間に出てくる勢いのある病気とかには太刀打ちできませんけど、健康的な生活を目指す意味では受けておいた方がいいのではないかと思います。押しつけはしませんが。
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