がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:内田聖仁
平方さま。
後半三段目くらいに「がんもどき理論」が出てきましたので投稿しました。
確かに「放置」は誤解されやすいですね。近藤誠さんも、なにがなんでも放置は、そんな無茶なぁと本によっては断りや説明を入れています。
用はいかに現在のQOLを維持するかが重要ですから患者にとっても難しい面はありますよね。
投稿者:hirakata
内田聖仁様

「がんもどき」が存在するのは、知っています。以前そのように書いた回もあります。連載の今回ではそのような話には全くなっていませんが、なぜこの回にそのようなコメントをされたのか理解に苦しみます。

緩和ケアに患者さんが来なくなっても、日本はこれから団塊の世代が平均寿命の年頃になって、看取りは当分増える一方ですから、仕事がなくて困ることはないと思います。「不老不死」の医学が発明されたら、その仕事もなくなって困るかもしれませんが、その前に私も寿命を迎えているでしょう。

がんもどき理論で残念なのは、「どんな時でも放置が一番」と曲解している人が多いことです。緩和ケアにやって来て、できるだけのことはするけど楽じゃないという人の中には、「こんなに困る状況になる前に手を打っておけば良かったのに」と思う人が結構います。少なくともその程度には、医学は役に立てます。
投稿者:内田聖仁
ひらかた様。「がんもどき」は存在するのは今では医者も認める人は多いですよ。20年、30年そのまま持ってる人もいるし、8センチのガンが消える人とか多く報告されてるの知らないんでしょうか?
いまの医学界は「がんもどき」の存在を認めると、潰れちゃいますから、バレたくないだけ。
また、がんもどきも治療してもらって抗がん剤で本物のガンにして、手術でQLO低下させて、痛みとか後遺症出してもらわないと、緩和ケアにも患者が回ってこなくなる。ガンというのは見つけても治療しなければ基本的に痛まないし共存して衰弱していき、楽に死ねる。昔の老人はそれで自然死してた。
それを、あんたらが、めちゃくちやにして、ガンを怖い、闘病なんかに摩り替えてしまってる。
一度立ち止まって、緩和者として緩和に来る前のがん治療のウソだらけを真剣に考察してみたほうがいいと思いますよ。今ならまだ洗脳が少しは解けるのではないんでしょうかね。
まぁ、今のガン医療を真剣に考えていくほどに緩和にも患者が来なくなりますから無理なんでしょうね。
投稿者:内田聖仁
ヒラカタ様。たかが漫画でそこまで躍起になるなんて、本当のことを言われてる証拠ですよ。
手術はQOLを確実に悪くしますし、外科医なんて切らないと存在感もなにもない方ですから。日本だけでしょう、こんなに切り蒔くって死亡率がいっこうに下がらない国は。名誉毀損どころか、殺人鬼ですよ。
投稿者:hirakata
カルストさま、こんばんは。

私も、このマンガが何をどう描きたいのか狙いが汲み取れない回が増えてきて、迷走に付き合うのに少々疲れを感じているのは事実です。でも多くの人を幸せにしない、残念な人生になる方向に誘い込まれる人を増やす「がんもどき理論」という仮説を広める記述が影をひそめているのは、良い方向なのかなとは思います。近藤誠氏の言説を100%信じ込む人たちだけで作り上げるのではない連載という形が、そのような方向に進ませているのかもしれません。迷走しないためには、連載開始前に近藤理論を細部まできっちり理解した上で全員合意のプロットを作っておくべきだったと思いますが(余計なお世話)、そういうマンガになっていたら毎回のツッコミももっと楽しめたでしょう。

外科医批判に関しては、悪意に基づく印象操作を感じます。これまで多くの回で、外科系の医師が描かれているコマには死神が随伴していますが、なぜ死神なのか、なぜこのコマに随伴しているのか、一貫性がないと思います。しかしここまで徹底していると、ほんとに「外科医を見たら死神と思う」刷り込み効果が発揮されてしまうかもしれないと考えると、外科などの学会はこのマンガを名誉毀損で告発してもいい気がします。タイトルだけでも名誉毀損にあたるかもしれません。

批判している内容は、めったに起こらないことを「日常的に起こっている」と感じさせる描き方を、随所に織り込んでいます。監修者の著作を読めば随所にそのように書いてあるので、原作者がその影響を受ければそういう描き方になるのはしょうがない。でもそれも何だかおとなしくなってきた感じを受けるのは、私だけでしょうか。

今回の内容は「当時の日本の乳がん治療は、欧米に比べて遅れていた」「その遅れを取り戻すのに、近藤誠氏の言論活動が役立った」という功績を示したいのでしょう。しかしそれが、その後の近藤誠氏の言説が正しいという根拠にはなっていません。今後の展開で説得力のあるつながりを持たせるのは、監修者が筋書きをがっちり組み立てない限り無理だと思います。それだけのやる気が近藤誠氏にあるのかどうか。

投稿者:カルスト
hirakataさま、こんばんは。

だんだんと、このマンガに突っ込みを入れるのがめんどくさくなってきました(^^;)。
というのも、煽り文句で言っているほど現実の医療界にけんかを売っているようには見えないし、書いていることもちぐはぐに感じるし。
そういうことは別として今回の話を見ていくと、私としては今回も出てきた外科医批判がどの程度真実に近いのかが気になります。近藤医師の外科医アレルギーが相当の物である事は前から分かっていましたが、それにしてもこの作品における外科医の描写はひどいと思います。なぜ外科医が「死神」なのか、具体的な主張がほとんどありません。乳がんの治療において乳房全摘出をしたとしても、温存術と比べて生存率に差がないのであれば、死神という言い方は不適切だと思います。もちろん、患者さんの思いとかQOLは、また別の問題ですが。
ところで、パースについての指摘はおっしゃる通りだと思いました。ちゃんと消失点を作ってるのに、あの作画はおかしいですよね。もしかすると、作画のはしもと先生もやる気がなくなってるのかもしれません。
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