がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

カレンダー

2022年
← May →
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

過去ログ

カウンター

  • 本日のアクセス  
  • 昨日のアクセス  
  • 総アクセス数      
RSS
投稿者
メール

 
コメント
URL
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。
投稿者:hirakata
カルストさま、おはようございます。

いろいろな仕事で、求められる知識の量や技術のレベル、判断を求められる機会などが、増えてきていると感じます。特に医療の現場では、求められるものの増え方が著しい気がします。

でも人間の能力がそれについていけるほど高まるわけはないので、データベースを充実させたり、マニュアル等で情報を整理したり、関係する職種と連携したりした上で、ついていけるようにモチベーションを維持する必要があります。

「医者を見たら死神と思え」とか「医者に殺されない47の心得」とかを広めようとしている人たちは、そのモチベーションをボッキリ挫いて医療現場をより苦しい状況に追い込んでいることには気付かないんでしょうね。本当に残念です。
投稿者:カルスト
hirakata様、こんばんは。

現代は、多くの仕事において新たな知見が増えているので、昔に比べて新人の人達は大変だなと思います。
特に、科学的な知識が重要になる仕事(医師などは特にそうですよね)の場合、年々新たな知見が加わるので新人だけでなくベテランの方も大変だろうと思います。
ドクターGを見ていて思うのは、教科書に載っているような典型的な事例と合致しない事例に遭遇したときの難しさですね。そういう事例に遭遇したときは、担当者の総合力が問われるわけですから、本当に大変だと思います。
私は医師ではないですが、自分の仕事にも当てはまる部分(教科書的な解釈だけではうまく説明できない事例)が多いので、いつも番組を楽しみつつ、他山の石としています。
投稿者:hirakata
カルストさま、こんにちは。

私もNHKのドクターG,時々見ています。収録には、放送の何倍も時間をかけているらしいです。オーソドックスな病気の診断に絞り込んでいく回もあれば、多くはないけど見逃してはいけないという病気を取り上げている回、指導医役の医師の得意分野を巧みに構成している回など、回ごとに特徴があって面白いです。「え〜それはちょっと強引じゃない?」と思う回もありますが、それは番組の時間内に収める編集をしたからかなと思ったり。

今の研修医は、私が医者になった四半世紀前に比べても格段に多くのことを学ばなければならず、大変だなと思います。知識や情報の量も多くなっていますが、加えてコミュニケーションの方法なども時間をかけて学んでいます。でもそれについて来られる能力とやる気を持った研修医がちゃんといるというのは、日本にとってありがたいことです。

日本は他のOECD加盟国と比べて、単位人口あたり約3分の2の医師しかいない、医師不足気味の国です。なので現実には、ドクターGでやっているようなことを、何人かの患者さんに対して同時並行で進めなきゃいけない場面もあります。でもプロ意識のある医者は、そのような「お家の事情」は態度に出さず、一人一人に真摯に向き合って仕事をしていると思います。1日30時間ぐらいあればいいのに、と思うことも。

これが行き過ぎると「これ以上は無理」とリタイヤしたり、精神が持たずに壊れたり、忙しさに常にイライラしてる医師が増えたりするでしょう。人間らしい「生きている実感と喜び」が感じられる仕事であり続けるべきだと思うので、「医者を見たら死神と思え」のようなことばを流布する近藤誠氏の言論活動は、日本の社会にとって良くない活動だと感じています。
投稿者:カルスト
すみません。あの切り方では誤解を受けますね。
それにしても、あれほどの知識が必要だなんて、やっぱりお医者さんって大変ですね。
と続けるべきでした。失礼しました。
投稿者:カルスト
hirakata様。

今、録画していた国営放送のドクター○を見ながら書いています。この番組、好きなんですよね(^^;)。
なんでこんなことを書くかと言うと、この番組を見ていると現代の医師がどれほど多くの知識を持たなければならないかがよく分かると同時に、基本的に持てる知識を総動員して、なんとかして患者を救おうとする医師の方が大多数なのだと思えるからです。もちろん、残念ながらそういう医師ばかりではないということは承知していますが。
近藤医師は正反対ですね。自身の思い込みや狭い知識だけを根拠に、巧みな話術(詐術?)を武器に支持を得ているだけに思えるので、彼を支持する気にはなれません。
それにしても、NHKのあの番組に出てくる医師達は各病院の若手のエースなのだとは思いますが、だとしてもよくあれだけいろいろな病名が出てくるものだと感心します。まあ、実際の収録はもっと時間がかかっているはずで、編集が上手いのかもしれませんが、それにしても…。
投稿者:hirakata
カルストさま、おはようございます。

これまでの近藤誠氏の著作では、本当のことを半分以上書いておいて、その中に近藤氏とその同調者しか言っていない独自の説を紛れ込ませて信じさせるという手法を取っていました。今号もそんな説が紛れ込んでいないかと探したんですが、普通の医療マンガでしたね。

手術の場面などを見て「医事監修がなされていない」と思っていましたが、原作者と作画担当が「監修者と距離を置いて」作品を作るようになっているのかもしれません。それならそれで、まともな面白い作品になってくれるといいなと思います。これまでの伏線は捨てても。

ところで、一番最後に書いた「間違い」ですが、私がおかしいと思ったのは「第5位」の乳がんが「20%」と書いてあったからでした。第5位が20%なら、4位以上はそれ以上になって、合計で100%を超えてしまいます。感覚的にそんなことに気付かないなんて、ぼーっと仕事してるのかなと。
投稿者:カルスト
hirakataさま、こんばんは。

私も、最新号読みました。この話だけ読むと普通の医療マンガという感じです。おっしゃるとおり、これだと近藤氏の理論を補完する話にはなりそうにないですね。ただ、近藤氏自身は相変わらず精力的に著作を発表しているようなので、このマンガの方が異色なのかもしれません。
もしかすると、編集長や監修者の意図に反して、原作者や作画のはしもと氏は独自の話を展開させているのでしょうか?いずれにしても、編集部、監修者、原作者、作画担当の意見がバラバラなのではないかという気がしますね。
AutoPage最新お知らせ