がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
カルストさま、おはようございます。

真道医師の性格や資質や力量、どんな人という想定で描き始めたのか、もう忘れてしまっているのかもしれません。来栖医師と出会って影響されて本を書いて挫折して…というのが影響したから人格変わったのかなとも考えてみましたが、それでは説明がつかないくらい、何人もの人の役割を真道医師にやらせているように感じます。近藤誠氏の主張に沿っていけば訴求力のあるマンガになるだろうと見切り発車で始めたら、そうはならなかったので苦労しているのかもしれません。

真道医師が頼りないのも、大柴医師が患者さんより婚活を優先して丸投げし、患者さんの具合が悪くなったら「真道の奴っ…何をやらかしやがった!?」と責任転嫁するのも、タイトル「医者を見たら死神と思え」が示すように医者の権威を失墜させるのが目的のマンガなのだとすれば、そこは一貫しているのかもしれません。だとすれば読む価値があるのかどうかは疑問ですが。

ところで、医師の初期研修制度は何回か大きな変更を経ていて、昭和21年から43年までの「インターン制度」は、医学部卒業後1年以上のインターン期間を経てから国家試験を受けるというものでした。43年から平成16年までは、卒業と同時に国家試験を受け、その後の研修は「努力目標」でした。平成16年以降は2年間の初期研修が義務化され、多くの科を経験することが必修になりました。

真道医師は現在の40代医師らしいので、多くの科を回る研修はせずに、卒後すぐに外科に入ったのかもしれません。それでも患者さんの受け持ちはするでしょうから、良くない研修環境だったのかもしれませんね。
投稿者:カルスト
hirakataさま、こんばんは。

早速読んでみました。いや、素人目線でも突っ込みたいところが一杯でした。
真藤医師の描写ですが、「天才外科医」と言ってもインターン時代に色々な科はを経験しているはずだし、天才と言われるほどの外科医なら臨床経験も豊富なはずなのに、ずいぶんと頼りない医師になってしまいました。また、「これが放射線科医の眼力…」とか「大柴先生は放射線の造詣が深い…」とか「もっと放射線科医の視点で観察眼を磨かなきゃ…」などと言って大柴医師(=放射線医)を持ち上げているのは近藤氏が放射線医だったからでしょうが、それにしてはずいぶんと放射線医を馬鹿にした描写が多いように感じました。例えば、自分の受け持ち患者の放射線照射より婚活を優先する放射線医とか、放射線治療の現場は手術の現場より緊張感がないと言い放つ真藤医師とか。自分の仕事に誇りを持っていたらあんな描写はしないと思うのですがね。hirakata先生も何度も指摘されていますが、監修者と原作者、作画担当者のコミュニケーションは取れているのでしょうか?
ところで「江戸の検屍官」が再開されましたね。このマンガの原作者である川田弥一郎氏の江戸川乱歩賞受賞作「白く長い廊下」とその続編とも言える「白い狂気の島」を読んだことがありますが、面白い作品でした。
投稿者:hirakata
michikoさま、こんばんは。

小説とかなら、わからないところは文字にしなければ、読者が勝手に想像して行間を埋めてくれる。でもマンガは背景を描かなきゃいけないし、ドラマはセットを組まなきゃいけない。医療マンガを謳っているなら、リアリティは追求してほしいなと思ったり。

でも逆に考えれば、このマンガは医療関係者を読者として想定していないということかも。一般の人に対して言いたいことが伝われば、それでいいというスタンスなのかも。それなら別にリアリティなくても…

「江戸の検屍官」、少なくともこのマンガよりはリアリティを感じられました。私が江戸時代に詳しくないからかもしれないけど。何ごとも詳しすぎない方が、楽しむためにはいいのかもしれませんね。
投稿者:michiko
くすくす。父が、『医療系ドラマ』を《全力で間違い探し》と《鋭い指摘》しながら見ていた光景を、思い出しました。親子だのぉ。

本年もよろしくお願い申し上げます。

私は、《江戸時代マニア》な要素が強いので、「江戸の検視官」のほうが、突っ込んでしまいそうだわ〜。

例えば、他の要素については、目をつぶれた「ラスト・サムライ」、「お嬢様、三味線は違いまっせ!そこは《箏》でしょう!」とか。
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